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前人未踏の6連勝に黄信号 ネリー・コルダはついに失速「すべてが残念な日」

<コグニザント・ファウンダーズカップ 3日目◇11日アッパー・モントクレアCC(ニュージャージー州)◇6536ヤード・パー72>出場5大会連続で優勝を果たし、新記録となる6連勝を目指しているネリー・コルダ(米国)だったが、3日目に失速してしまった。首位と4打差からでた3日目は3バーディ・4ボギーで1つ落とし、トータル8アンダー。順位こそ3位にとどまったが、首位とは11打差と大きく離された。

ネリー・コルダ 池に飛び込み びっちょびちょ【動画】

「きのうはすべてがうまくいったけど、きょうはすべてが残念な一日だった」。いきなりのボギースタートで出鼻をくじかれると、その後もバーディとボギーが来る展開。伸ばしたいムービングデーは、スコアが逆に動いてしまう。首位から出たマデリーン・サグストロム(スウェーデン)とローズ・チャン(米国)が快調にスコアを伸ばしていき、それぞれトータル19アンダー、トータル18アンダーでホールアウト。一騎打ちとなった優勝争いに加わることができず、唇をかむ。6連勝という偉大な記録への見えないプレッシャーなのか。「簡単なミスをいくつもしてしまった。大きな差が開いてしまった」と無念。といっても、まだ18ホールを残している。「この数カ月は本当にいいゴルフができていたけど、悪い日もある。人間だもの」と下を向くわけではない。「(優勝は)すごく遠いけど…。まだいい位置にいるとはいえる。あしたはとにかくいいショットを打って、どうなるか」。奇跡の大逆転、そして偉大な記録樹立に向けた挑戦の結末は…。

<ゴルフ情報ALBA Net>