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日本勢10人がニクラスに挑む カールトン・ウッズの注目ホールは?【シェブロン選手権見どころ】

これまで50年以上ミッション・ヒルズCC(カリフォルニア州)で開催されていたメジャー大会「シェブロン選手権」が昨年からコースを変更。会場がザ・クラブ at カールトン・ウッズ(テキサス州)へ移動して、開催2回目を迎える。

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2001年にオープンしたザ・クラブ at カールトン・ウッズは、帝王ジャック・ニクラス(米国)が設計。ゴルフダイジェスト誌で全米3位の新プライベートコースに選ばれた。2014年にはニクラスが自身のキャリアの中でトップ18に入ると語った。そんなコースの特徴は、ニクラスらしいアンジュレーション豊かなグリーン、グリーンサイドのバンカーと、9つの池が絡むホールにある。グリーンが硬く、ラフも長かった以前のコースに比べると、カールトン・ウッズは6800ヤード超えのフラットで長いコースだ。ラフは長くはないが、グリーン周りのラフにすぽっと入ると寄せるのは難しくなる。畑岡奈紗は昨年の練習ラウンド後、「馬の背中っぽくなっている」と語ったグリーンはバミューダ芝で、硬くも早くもないが、ニクラスらしいアンジュレーション豊かな仕上がりになっている。さらに林間コースではあるものの、テキサスの風にも注意が必要で、決して易しいとは言い切れない。注目ホールは右ドッグレッグの18番パー5。フェアウェイ右側にはバンカーがあり、セカンド地点からはグリーンまで左サイドに池が待ち受ける。池のプレッシャーに負けず2オンを狙うか、刻んで3打目勝負か。2オンを逃すと左側の池、グリーン右横のガードバンカーにはまることになる。リスクを恐れずに攻められるかがカギを握りそうだ。

<ゴルフ情報ALBA Net>