米スポーツビジネス専門メディア「スポルティコ」が2023年に最も稼いだアスリート100人を発表。名だたる世界的アスリートの名前が並ぶなか、ゴルフ界からは10人がランクインした。
その最上位はジョン・ラーム(スペイン)。総額2億300万ドル、日本円にして約303億円を稼ぎ、ランキング2位に入った。内訳は給与・賞金が1億8100万ドル、広告収入が2200万ドルとされている。昨年は年始から5戦3勝を飾り、海外メジャーでは4月「マスターズ」で勝利。米国男子ツアーを引っ張るトップランカーとして名を轟かせていたが、12月にLIVゴルフへの移籍を電撃発表。その契約金は推定3億ドル以上ともいわれていたが、それが収入に反映された形となった。契約に詳しい複数のゴルフエージェントによると、その内容は様々だが、契約時にその契約金の半分ほどを受け取り、残りは契約期間中に支払われるという。LIV勢はほかに4人がランクイン。39位にブルックス・ケプカ(米国)、51位にキャメロン・スミス(オーストラリア)、53位にジョーダン・スピース(米国)、61位にLIV年間王者に輝いたテイラー・グーチ(米国)らが入った。PGAツアーではローリー・マキロイ(北アイルランド)が7740万ドル(約114億円)で13位。14位に7720万ドルでタイガー・ウッズ(米国)がつけた。タイガーの給与・賞金額は1220万ドルにとどまるが、広告収入で6500万ドルを稼いでいる。27位に年間王者のビクトル・ホブラン(ノルウェー)と世界ランク1位のスコッティ・シェフラー(米国)、53位にはジョーダン・スピース(米国)らがランクインした。1位はサッカー界でポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドで稼いだ金額は総額2億7500万ドル(約410億円)。3位は1億3000万ドル(約194億円)でサッカー界のレジェンド、リオネル・メッシ(アルゼンチン)となった。さらに16位には、今季エンゼルスからドジャースに移籍した大谷翔平投手が総額7000万ドル(約103億7000万円)でランクインし、唯一の日本人アスリートとなった。■ゴルフ界のトップ100ランクイン選手2位 ジョン・ラーム(LIV) 2億300万ドル13位 ローリー・マキロイ 7740万ドル14位 タイガー・ウッズ 7720万ドル27位 ビクトル・ホブラン 5230万ドル27位 スコッティ・シェフラー 5230万ドル39位 ブルックス・ケプカ(LIV) 4670万ドル51位 キャメロン・スミス(LIV) 4330万ドル53位 ジョーダン・スピース 4290万ドル61位 テイラー・グーチ(LIV) 4020万ドル86位 ダスティン・ジョンソン(LIV) 3570万ドル
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