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最新ウェッジ、グースとストレートネック、どっちを選ぶ?

今年の秋モデルはグースネックからストレートネックまで顔のバリエーションが豊富で、幅広いプレースタイルに対応できる。そこで石井良介プロに、各ウェッジのインプレッションを聞いた。 「グースネックのアイアンを使っている人にとっては、同じ感覚で打てるグースネックのウェッジは強い味方。ミズノの『SCUD』やフォーティーンの『DJ-6』のような大型キャビティでミスヒットに強いモデルは、オートマチックに寄せたい初・中級者にピッタリです。

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また、ストレートネック型に共通しているのがスピン性能の高さ。テーラーメイドの『ミルドグラインド4』やミズノの『T24』のように、ノーメッキやネックの長さよってスピンの操作性が高いモデルが多く、フェースを開いてテクニックを使いたい上級者に最適です。また、ストレートネックのクリーブランド『RTX DEEP FOREGED 2』は程よいオートマ感とマニュアル感をバランス良く備えた万能型です」(石井)という。 以下に石井プロのインプレッションを聞いたので、ぜひ参考にしてほしい。 ●ストレートネック/ミズノ T24ネックが長く、重心を高めに設定することでスピン性能がアップ。ソールの抜けも良く、レベルブローでボールを拾いながら、イメージ通りにスピンコントロールができる。 ●ストレートネック/ブリヂストン B-Limited BRM2 フルミルドノーメッキのフルミルドウェッジで、打感の柔らかさとスピン性能の高さがトップクラス。ボールがフェースにガッチリ食いついて、キュキュッと止まる激スピンがかかる。 ●ストレートネック/クリーブランド RTX DEEP FORGED 2スクエアに構えても、フェースを開いても打てる万能タイプで、スピン性能の高さも◎。また、キャビティ構造でスイートエリアが広く、打点がズレてもスピン量が安定する。 ●ストレートネック/テーラーメイド ミルドグラインド4やや幅広のラウンドソールで、多少入射角が変わってもきれいに抜ける。フェースはノーメッキでスピン性能が高く、中・上級者が安定してテクニックを使える。 ●グースネック/フォーティーン DJ-6スイートエリアが広い大型キャビティで、打点がズレても距離感が安定。また、ソール中央の窪み効果で入射角が変わっても抜けが良く、ザックリやトップのミスが出ない。 ●ストレートネック/つるや ゴールデンプリックス TR-01スクエアに構えて打ちやすいアイアン顔。バンス角が付いていて、多少ダフっても安定してボールを運べる。ストレートネックでライが悪いところからボールを拾えるのも特長。 ●グースネック/ミズノ SCUDゴルフパートナーで販売されるミズノ製ウェッジ。幅広ソールは抜けが良く、打点がズレても安定してボールを前に運べる。初級者がオートマチックに寄せられる超簡単ウェッジ。 ●グースネック/ブリヂストンゴルフ BRM2 HFスクエアに構えやすいグースネックで、シンプルにピッチ&ランで寄せるのが正解。ソールのトゥ・ヒールを落としていて、状況によってはフェースを開いて打てるのも好印象。

<ゴルフ情報ALBA Net>

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