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「やっぱり優勝したかった」青山加織は最終日の失速を悔やむも次戦に向けて意欲を高める

青山加織が自身のインスタグラムを更新。単独首位で迎えた最終日にスコアを崩してしまい優勝を逃した「地域みらいグループレディス佐嘉乃梅カップ」を悔しい気持ちで振り返った。

優勝を逃した悔しさを語る青山加織の投稿はこちら【本人のInstagramより】

27日に幕を閉じたステップ・アップ・ツアー「地域みらいグループレディス佐嘉乃梅カップ」を青山は3日間通算5アンダー、7位タイで終了した。 大会2日目には「66」と好スコアでラウンドし、単独首位に立った。しかし最終日は3オーバーとスコアを落とし7位タイに沈んだ。本人も「突然舞い込んできた優勝のチャンスでしたが、やっぱり優勝したかった。悔しい気持ちしかありません」と、残念な気持ちを隠さずに記した。 それでも「長年悩んできた事も今大会で自信に繋がるショットも沢山打てました」と好調へのきっかけをつかんだ様子。「何度もこんなチャンスは来ないかもしれない。けど必ずこの悔しさは繋がると思って次戦に臨みたい」と意欲を高めていた。 青山は小学5年で「日本女子アマチュアゴルフ選手権競技」、小学6年でJLPGAトーナメント「再春館レディース」に出場。どちらも当時の史上最年少記録として大きな話題を集めた。中学生のときには「全国中学校ゴルフ選手権競技」で優勝。高校、大学時代も九州大会で活躍し、2007年にプロ転向。プロではステップ・アップ・ツアーで4回の優勝を果たしているものの、レギュラーツアーでの優勝は経験していない。そして、14年以降はシード権からも遠ざかっている。 16年の熊本地震では自宅が被災した。地域の復興に向けて自ら軽トラックを運転して物資を運ぶなどのボランティア活動に精力的に取り組んだ。その活動は「ゴルフを通じた社会貢献や振興に尽力した」と高く評価され、17年には日本ゴルフジャーナリスト協会大賞として表彰された。

<ゴルフ情報ALBA Net>