<バンク・オブ・ホープ LPGAマッチプレー 最終日◇28日◇シャドー・クリークGC(米ネバダ州)◇6765ヤード・パー72> 昨年は決勝戦でジ・ウンヒ(韓国)に3&2で敗れて惜しくも準優勝に終わった大会で、今年も決勝戦に進出した古江彩佳。午前中に行われた準決勝では、レオナ・マグワイア(アイルランド)に途中2ダウンのリードを許しながらも、9、10、12番を獲って逆転し、2&1で勝利を収めた。
「すごくタフな相手で、最後まで集中力を切らせない戦いがきょうもあったけれど、しっかり最後まで集中できてうまく勝ててよかった。大きなミスが最後までなかったところが大きいかなと思います」。振り返れば、前日に行われたセリーヌ・ビュティエ(フランス)との準々決勝も、2ダウンの劣勢から終盤に逆転。気を抜けないしびれるマッチが続いている。 2年連続の決勝進出に「まあ、なんですかね。やるしかない!というところが好きです」と、マッチプレーを好んでいる理由を挙げる。グリープリーグからここまで6連勝で、優勝にはあと1勝に迫った。「今までみたいにしっかり集中して、残りホールも頑張りたいと思います」。 決勝戦の相手は21年の「ISPSハンダ ワールド・インビテーショナル」で米ツアー1勝を挙げているパジャレー・アナナルカルン(タイ)。古江も昨年7月の「トラストゴルフ・スコティッシュ女子オープン」で米ツアー初勝利を挙げており、勝ち星では並んでいる。世界ランキングは古江が18位で、アナナルカルンが97位。注目の決勝戦は日本時間の午前6時30分に始まる。
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