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高校生プロ・藤井美羽は憧れの人とのプレーで3位発進も…「最後のほうはちょっと疲れて」

<大王海運レディス 初日◇16日◇エリエールGC松山(愛媛県)◇6605ヤード・パー72>2023年の国内女子下部ツアーが開幕した。全21試合が行われる初戦で、昨年11月の最終プロテストに合格したばかりのルーキーがデビュー戦で輝きを放った。首位と1打差の2位に小林光希、さらに1打差の3位タイに奥山純菜と藤井美羽。なかでも藤井は今月高校を卒業したばかりで、学年でいえばまだ高校生だ。

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合格した20人のなかで、現役高校生は藤井ひとり。QTランキングは99位とレギュラーツアーの出場権はなくステップ・アップ・ツアーが主戦場。ようやくはじまったプロロ生活の第一ラウンドは、6バーディ・3ボギーの「69」。記念すべきラウンドとなった。前半を3バーディ・1ボギーの2アンダーで折り返すと、15番までにさらに3つの伸ばしたが16番、18番でボギー。「後半の途中まではショットもパターもよかったけど、最後のほうはちょっと疲れてしまった」と反省点を挙げる。この日は同郷で憧れの服部真夕と同組でプレー。「服部選手と回れて、すごく優しかったですし、ご一緒に回れて楽しかったです」と記念すべきプロ初ラウンドは、そんな面でも思い出に残るものになった。「あと2日間、今日みたいにプレーできたら満足です」と上位進出を狙う藤井。昨年は高卒ルーキーがステップ、レギュラーで大活躍。今年はその権利を持つのは藤井ひとり。高校生として出場する今月の戦いに注目だ。

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