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プロとともに戦えるチャンス! 本戦出場をかけたアマ試合にALBA Net記者が挑んだ「試合の緊張感が心地よかった」

1月13日(金)に入間カントリー倶楽部(埼玉県)で「ゴルフパートナーPRO-AMトーナメント アマチュア予選会」が開催された。

ダブルス戦で優勝した美人ゴルファーの福崎さん【写真】

この予選会の成績上位者は2023年5月18日(木)〜21日(日)に行われる国内男子ツアー「ゴルフパートナー PRO-AMトーナメント」の本戦への出場資格が得られる。同大会は、日本初の「プロアマスタイル」のプロトーナメントである。全国でアマチュア予選会を開き、勝ち抜いた選手がツアープロたちと同じ舞台でプレーができる。 競技方法は、『スクラッチ部門』と『ダブルス戦』の2部門。スクラッチ部門の使用ティはバックティでマジ対決だが、ダブルス部門の男性はレギュラーティ(シニアはゴールドティ)、女性はレディースティ。試合といいながらも、ちょっと気楽にできる設定だ。 私たちALBA Net取材班は『ダブルス戦』に出場。私は青春時代、勉強よりもゴルフに熱中していたタイプで、今はプレー回数が減ったが平均スコアは80ぐらい。相方の平均スコアは85ほどで、とても頼れる先輩。気楽な試合とはいえ、試合は試合。余計なところに力が入っていたのか、普段なかなか打たないようなショットや、8メートルのバーディパットを5メートルオーバーしたりとミスを連発してしまった。お互いのミスをカバーし合ったり、バーディを獲ってグータッチをするのもなかなか新鮮で楽しい。いい線までいったが、我々ALBA Netチームは惜しくも本戦出場資格を獲得できる2位のチーム(71ストローク)と2打差の「73」で4位フィニッシュ。試合の緊張感が心地よかったです。ただ、結果は悔しいですね。本戦にでたかった…(笑)。 本戦出場は勝ち取ることはできなかったが、同組でラウンドしたチームがトータル2アンダーで優勝し、見事本戦への出場を決めていた。

ひとりで出場する試合は緊張するが、今回はダブルス戦なので、頼れるパートナーがいるからミスをした時でも、このホールお願い!と任せたり、声掛け合い、心強かったです。知らない方と回る機会はこのような試合でしかないと思うので、新鮮でとても楽しくラウンドできるのもいいところ。参加資格がハンディなしで満18歳以上の社会人アマチュアゴルファー(学生は不可)なので気軽に参戦できます。なのでとてもおススメの試合です。 ダブルス戦で優勝した福崎まりな&指宿忠一チームに今大会の感想を聞いてみると、「こういう試合の存在はとても嬉しいですね。個人戦ではなく、ペアマッチ戦というのがさらに楽しめる。ただ、本番は思いどおりにいきませんね〜…(笑)。昨日の練習ラウンドではハーフだけで4アンダーだったんですよ。悔しいですね。でも、こういうところが試合のいいところ。来年も出られたら出ようと思っています」と、話す。 試合後の指宿さんは悔しい気持ちをバネに、本戦に向けて週3回の練習と可動域を広げるトレーニングを始めたそうだ。本戦での福崎まりな&指宿忠一チームの活躍に期待と楽しみが膨らむ。 このチームは驚くことに、鹿児島からの参戦! 「東京であんこう鍋を食べたいと思い仲間と旅行を計画していたんです。昨年もこの大会に出ていたので、日程を見てみたらたまたま旅行と重なっていたので申し込みました。鹿児島県から2チーム出場していたので、両チームとも本戦にでられたらいいなという気持ちでいましたが、連れのチームは3位だったので悔しい結果となりました」。 上位2チームのうち1位と3位を取った鹿児島チーム。3位のチームは本戦への出場資格はつかめなかったが、試合後の振り返りトークが盛り上がっていた。 3位チームにきょうの内容を聞いてみると「ふたりの噛み合いがよかったので面白かったです。私はほぼフラットなスコア(常にパーを取っていた)で、相方がバーディを獲ったりしてくれていました。たまにトリプルボギーなどもありましたが、私がそのときにパーを取っていたので協力し合えた感じでよかったです」と、ダブルス戦ながらの醍醐味を楽しんでいた。

前回行われた22年度の本戦出場権をかけた全国予選会(予選会全31会場)は、のべ2500名のアマチュアが参加。予選会を勝ち抜いた300名のアマチュアは、本戦(取手国際ゴルフ倶楽部)の場でプロとの特別な時間を過ごせたという。 この予選会は無制限で何度でも参戦することができる。まだ、予選会の開催は全国で残っている。この機会にプロと同じ舞台で戦うチャンスを手にしてほしい。(文・高木彩音) ■ダブルス戦各ホールで最も良いスコアを出したメンバーの成績を、チームのスコアとしてカウントしていく「フォアボール方式」。1人は不安という方も2名参加のチームプレーなので、友人同士、カップルやご夫婦でタッグを組んで本選を目指せる。 ■スクラッチ戦過去に競技会に参加したことがある方。競技会で腕前を試したい方向けの個人戦。本戦では、本トーナメントの予選を通過したプロの本気のプレーを間近で見ることができる。

<ゴルフ情報ALBA Net>