12月21日は、オーストラリア出身のカリー・ウェブの誕生日。1974年生まれで、きょうで48歳。これまで米女子ツアーで挙げた勝利は41勝。うちメジャー7勝、3度の賞金女王に輝いている。
今季全米シニア女子に初出場し初優勝を制したK・ウェブ【写真】
1994年に「オーストラリア女子アマ」を制し、同年プロ転向。翌95年、欧州女子ツアーに参戦。メジャー昇格前の「全英女子オープン」でプロ初優勝を挙げた。
96年から米女子ツアーを主戦場とすると、2戦目でいきなり優勝を飾り、シーズン4勝と大ブレーク。賞金女王&ルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。
その後も99年に「デュモーリエ・クラシック」でメジャー初優勝を果たすと、2000年「シェブロン選手権」、「全米女子オープン」、さらに01年「全米女子プロ選手権」を制し、26歳にしてキャリアグランドスラムを達成。02年にはメジャーに昇格した「全英女子オープン」を制し、史上初の「スーパーキャリアグランドスラム」を成し遂げている。
同じ時代をプレーしたアニカ・ソレンスタムとは、幾度となく名勝負を繰り広げた。ウェブが勝てばアニカは2位、アニカが勝てばウェブは2位といわれたライバル同士で、生涯獲得賞金は、アニカとウェブで現在も1位と2位の座をキープしている。
05 年に世界ゴルフ殿堂入り。大の親日家で、ウェブのレッスン番組が放映された際には好評を得たという。日本ツアーでは00年「ニチレイカップワールドレディス」をはじめ3勝をマーク。現在は、年間数試合だけツアーに出場しつつ、ジュニア育成やコース設計に携わっている。
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