<CMEグループ・ツアー選手権 事前情報◇15日◇ティブロンGC(米フロリダ州)◇6556ヤード・パー72>
米国女子ツアーの今季最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」が今週開催。前週までの年間ポイントレース上位60人のみが出場できるエリートフィールド、優勝すれば“年間女王”の称号に加え、賞金200万ドル(約2億8千万円)を手にする。17日(木)の開幕に先立ち、初日の組み合わせが発表された。
日本勢は畑岡奈紗、古江彩佳、笹生優花、渋野日向子の4人が出場。シーズンランキング上位者から順に2人1組で回る初日、前週をスキップし2週ぶりの出場となる渋野日向子はアン・ナリン(韓国)との組み合わせ。渋野は今季、優勝こそなかったが、メジャーの「シェブロン選手権」の4位や、「AIG女子オープン」(全英)で3位に入るなど、大舞台に強い印象があり、初の年間女王獲得に期待がかかる。
今季1勝を挙げている畑岡奈紗は、今年の「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」で3つ目のメジャータイトルを獲得したチョン・インジ(韓国)とのペアリング。7月の「トラストゴルフ・スコティッシュ女子オープン」で米ツアー初優勝を挙げた古江彩佳は、前週優勝し世界ランキング1位に返り咲いたネリー・コルダ(米国)とティオフを迎える。
そして、シーズン終盤に調子を上げてきている笹生優花は、今季ツアー初優勝を遂げたナンナ・コルザ・マジソン(デンマーク)とプレー。また、元世界ランキング1位で20、21年大会と連覇中のコ・ジンヨン(韓国)はリリア・ヴ(米国)とスタートする。
シーズンポイントランキング3、4位のミンジー・リー(オーストラリア)とブルック・ヘンダーソン(カナダ)は最終組の1つ前、同ランキング1、2位のリディア・コ(ニュージーランド)と、すでに新人王を獲得しているアタヤ・ティティクル(タイ)は最終組でスタートする。
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