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ぶっつけ本番の「超破天荒」ゴルフ 竹原佳吾が首位で世界ジュニア選抜東日本決勝大会へ

<PGM世界ジュニアゴルフ選手権日本代表選抜大会 東北・北海道予選◇1日◇仙台ヒルズGC(宮城県)◇15-18歳男子 6725ヤード、パー72>

「PGM世界ジュニアゴルフ選手権」日本代表選抜大会の全国最後の予選、東北・北海道大会が4月1日に行われた。15-18歳男子の部では、竹原佳吾(早稲田大・東京都)と本大志(目黒日大高・東京)が1オーバーの「73」で並び、18番ホールからのカウントバックで竹原が1位、本が2位として東日本決勝大会への進出を決めた。

2人は前日、同じ車で仙台入りし、練習ラウンドなしのぶっつけ本番で大会に挑んだ。「超破天荒なゴルフ」と振り返った竹原は、3番からいきなり4連続ボギーを叩き、「コースが分からなくて、放心状態」だったという。7番でトイレに入って気持ちを切り替えて、ギアを入れた。9番パー5で2オンしてバーディを奪って落ち着くと、12番、14番とスコアを伸ばして巻き返した。

しかし終盤の16番、17番をまたも連続ボギーとして後退したが、最終18番パー5でカップ5メートルに2オン。イーグルで締めて、言葉通りの“破天荒”っぷりだった。

本も、出だし1番で3パット、2番では「コースが分からず左に打ったら浅くて、林に入ってしまった」と連続ボギースタート。しかしそこから対応力をみせて、出入りの激しいプレーではあったものの、初めてのコースでうまくスコアをまとめた。

ともに世界ジュニア出場の経験があるが、舞台である米国サンディエゴのトーリー・パインズGCサウスコースは回っていないため「絶対行きたい」と口をそろえる。竹原は「(年齢で)今年が最後のチャンスなので、決勝ではマネジメントをしっかりしてやりたい」と強く意気込み、本は「決勝大会のコースは難しいので耐えるゴルフになるのは分かっている。ドライバーを曲げないことが重要」と2週間後の決戦を見据えた。

【決勝大会進出者】

▼15-18歳男子

1位:竹原佳吾(東京・早稲田大1年)=73

2位:本大志(東京・目黒日大高2年)=73

3位:ゴヴォロヴスキー大河(北海道・札幌南高2年)=75

4位:工藤颯太(山形・日大山形高2年)=77

※同スコアの順位は18番からのカウントバックによる

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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