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米下部ツアーに日本ブランド“EPSON”の冠! 選手のためにエントリーフィ引き下げも

現地時間26日、LPGA(米国女子ツアー)は下部ツアーの公式タイトルスポンサーとして米エプソン社と契約したことを発表した。契約期間は5年で、2026年まで。

「Epson Tour(エプソンツアー)」と名付けられることとなった米下部ツアーは、昨年までは米国の生命保険グループであるシメトラフィナンシャルコーポレーションがスポンサードしており「シメトラツアー」として開催されていた。21年は20試合が行われ、賞金ランキングでトップ10に入った選手たちには、翌年のLPGAツアーの8番目のカテゴリーとして出場資格が付与されている。

米国エプソン社の親会社である日本企業、セイコーエプソン株式会社もまたLPGAツアーおよびエプソンツアーのオフィシャルパートナーとなる。同社は日本では国内外の試合でアグレッシブに挑戦し続けている横峯さくら、吉田優利を所属プロとしてサポートしている。

米エプソン社CEOキース・クラッツバーグ氏は、「女性の地位向上と優れた人材のキャリア形成を支援するというエプソンの理念を、LPGAを通して実現したい」と誓った。

さらにエプソンは選手のキャリアアップを支援するため、シーズン中、各選手のエントリーフィを10%引き下げることも発表。1年間で1人当たり最大1000ドルほど下がる見込みだ。また、下部ツアーからLPGAツアーに昇格する選手には、「エプソンツアー・アンバサダープログラム」の一環として資金援助をすることも発表した。

下部ツアーのビジネスディレクターであるマイク・ニコルズ氏は、「夢を追いかける彼女たちをサポートしてくれるエプソンに感謝している」と述べ、さらに「特に賞金や選手のエントリーフィを直接的に支援する姿勢に感動している」とパートナーシップを喜んだ。

22年の試合日程は2月7日の週に発表される予定。毎年40か国以上の選手が集まるが、エプソンのサポートによってその魅力はさらに強く広まっていくに違いない。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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