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上位10%を目指すサバイバル! 今年の男子出場権レースは、例年よりもさらに過酷

<JGTOファイナルQT 3日目◇9日◇トム・ワトソンゴルフコース(宮崎県)◇6984ヤード・パー72>

来年の国内男子ツアーへの出場枠をかけて、今年も“サバイバルゲーム”が行われている。例年も数百人から上位30位を目指す過酷な戦いだが、今年はいつにも増して狭き門となっている。

「20位以内と言われているけど、トップ10に入らないとダメだと思う」と語るのは、3日目を終えて18位タイにつけた今野大喜。今年は賞金ランク78位で終えて、QTはサードステージから勝ち上がってきた。賞金シードを獲得できなかった選手は、来季の出場権をかけた予選会(QT)を受験し、そのランキングによってツアーの出場優先順位が決定する。例年であれば、QTランキング30位前後の選手にシーズン前半までのおおよその試合の出場枠が降りてくる。ところが、今年は今野が言う通り『トップ10』がボーダーラインになりそうだ。

2020-21年シーズンは、初シード選手が16人誕生した一方、25人がシードから陥落。その中には、コロナ禍で来日できなかった海外選手が含まれている。入国制限を理由にツアーへ参戦できなかった海外勢は、規程(新型コロナウィルス感染症特別保障制度)に則り、来シーズンは一定の試合数が保証される。

シーズン本格開幕を迎える4月の「東建ホームメイトカップ」で見れば、例年であればQTランク25〜30位前後までの選手が出場できる。しかし、2022年大会は、上記の規程から17人の海外選手に出場枠が降りる予定で、その分QTからの出場枠が狭まる見込みだ。今年のファイナルQTには93人が出場しているが、その“10傑”に入れるかどうかで、来年のレギュラーツアー出場チャンスが大きく変わる。

生き残りをかけた戦いも、第3ラウンドが終了。トップ10には、12月にプロ転向したばかりの平田憲聖、竹山昴成らフレッシュな面々が顔をそろえた。一方、手嶋多一や小林正則(25位タイ)、額賀辰徳(32位タイ)らツアー優勝者も奮闘中。ルーキーからベテランまでが入り交じり、来年の『職場』をかけた戦いも、最後の18ホールを迎える。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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