<JLPGAクォリファイングトーナメント 最終ステージ 2日目◇1日◇葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース (静岡県)◇6412ヤード・パー72>
来季の前半戦出場権が争われるQTの最終ステージが、11月30日から行われている。ここで割り当てられたQTランクをもとに2022年レギュラーツアーの優先出場順位が決まるわけだが、いったい何位までに入ると“出場権確保”といえるのだろうか?
それを予想する前に、あくまでも今回のQTで決まるのは、来年の第1回リランキング(前半戦)までの出場権。シード選手とは異なり、仮に1位通過してもフルシーズンを戦うことはできない。ただ前半戦と呼ばれるこの期間だけでも20試合近く行われるため、やはり出られるか、出られないかでは大きな違いとなる。
では実際、QTでどれくらいの位置につければ、前半戦に“フル出場”できるのか。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のデータによると、今年、最もQTからの本戦出場が少なかったのが「ダイキンオーキッドレディス」と「Tポイント×ENEOSゴルフ」で、最終的にQT41位までの選手しか出場できなかった。ただ、この時期は出場できない外国籍選手も多かったため、そのほかの大会をみても例年よりQTから多くの選手がエントリーできていた状態。それゆえ、これよりも来季のボーダーラインは上がりそうだ。
そこで通常通り行われた19年シーズンを参考にしてみよう。最もQTからの本戦出場が少なかったのが出場枠108人の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」で、ここは最終的にQTランク34位の選手まで出場権がおりてきていた。続いてQTからの出場が少なかったのが「ほけんの窓口レディース」で、ここはQT35位までが出られた。さらにイ・ボミ、ペ・ヒギョン、黄アルム(いずれも韓国)には、「入国制限保障制度」により来季保障試合数の残りがあるため、序盤はその分の枠が割かれることになる。これらを踏まえると“30位前後”までに入ること安全圏といえそうだ。
ちなみに最もQTから出場できたのは、前半戦最後の戦いとなった「アース・モンダミンカップ」。出場人数がツアー最多の144人ということもあり、QT64位までと多くの選手に門戸が開かれていた。次が62位までが出場できたメジャー大会の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」で、こちらも120人と出場枠が多いうえに、推薦出場がないためこのような結果となった。
以上をまとめると、今回のQTで30位前後までに入れば前半戦フル出場が見込めそうだが、仮に60位以下になったとしてもビッグタイトルに挑戦することはできそう。ウェイティングからの出場を考慮するともう少しボーダーが下がる場合もあるが、QTランクだけをみると、19年の前半戦17試合中41位以下の選手が出場できた試合は11試合。これが51位以下になると5試合まで激減する。
今回、最終ステージに出場している選手はQTランク96位以上が確定している。この順位であれば最低でもステップ・アップ・ツアーの出場権は確保できる見込み。来季の出場試合が“ゼロ”という事態は避けられそうだが、とはいえレギュラーツアーの出場権をできるだけ多く確保することがこの4日間のミッションとなるのは言うまでもない。
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