サウジアラビアで開催された欧州女子ツアー(LET)のアラムコ・サウジレディスインターナショナルは、最終日を65と伸ばしたリディア・コ(ニュージーランド)が2位のアタや・ティティクル(タイ)に5打差をつけて圧勝、「63」のコースレコードタイを記録した勢いは最終日も崩れずトータル23アンダーで勝利した。
欧州ツアーながらも自身にとっては4月の米国女子ツアー「ロッテ選手権」に続く2勝目は“完全復活"を大きく印象づけた。
「コースに居る間はとにかく良いプレーをすることだけを考えた。今週は良い選手がたくさん出場していて、みな良いプレーをしていたから、どんどんバーディを取っていかないと勝てないと分かっていた」とリディア。
本来なら米国女子ツアーは日本ツアーのTOTOクラシックとの共催の週だったが、今年も新型コロナウィルス感染拡大の影響で日本ツアーの単独開催、その結果米国女子ツアーからは欧州選手を中心にトップランカーがサウジアラビアへ遠征、カルロタ・シガンダ(スペイン)は3位、ジョージア・ホール(イングランド)は9位、アンナ・ノードクイスト(スウェーデン)は17位だった。
昨年から始まった今大会は、サウジアラビアで開催される初の女性スポーツイベントとして注目を集め、国内でもテレビ放映が行われた。
国を挙げてゴルフ人口増加に力を入れるサウジアラビア。4日間の大会期間中に1200人の女性が「ゴルフを学ぶプログラム」に申し込みをしたという。
同国では公共の場では女性は肌を見せないルールがあったが大会は通常のウェアでプレー、昨今は女性が車の運転ができるようになるなど規制緩和が進んでいる。
「私たちのプレーをみてゴルフを始める女性が増えてくれれば最高です」とリディアも喜んだ。
リディアは米国にトンボ帰り。すぐさま米国女子ツアーのペリカン選手権(11月11〜14日・フロリダ州)に出場し、最終戦のCMEグローブツアー選手権(11月18〜22日・フロリダ州)の残り2戦に出場し目指すはポイントレースを制する年間女王、そして平均最少スコアのベアトロフィー、「この勢いが続けば…」と自信を口にした。(文・武川玲子=米国在住)
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