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「いつか渋野と最終日最終組」 4度目挑戦で合格の成澤祐美が後輩シブコとの対戦を熱望

<JLPGA最終プロテスト 最終日◇5日◇城陽カントリー倶楽部 東コース(京都府)◇6400ヤード・パー72>

渋野日向子の先輩が、4回目の挑戦でJLPGA最終プロテストに合格した。岡山県作陽高校出身で、今月21日に24歳の誕生日を迎える成澤祐美(なりさわ・ゆみ)だ。

合格を決めた第一声は「ちょっと信じられないです。うれしいというよりも、本当かなと思っています」と信じられない気持ちが強い。これまで何度も跳ね返されてきた最終プロテスト。ようやくつかんだプロゴルファーの称号は、成澤にとってそれほど重みがあるものだ。

すでにたくさんの人に合格の知らせを届けたと言うが、「まだまだたくさん(報告を)しなきゃいけない」と笑う。現地に入っていた母とは抱き合って喜び、「わたしのほうが泣いていました」と、うれしさを実感し涙を流した。

高校時代の1学年先輩には同じく今回合格した丹萌乃、そして今回のトップ合格を果たした尾関彩美悠(おぜき・あみゆ)は現在、同校3年。もう一人の同校出身合格者に2年後輩の須江唯加と、まさに“作陽旋風”が吹き荒れるプロテストとなった。

北海道出身ながら、中学卒業後に岡山県作陽高へ。同校の田淵監督の指導を熱望し、3年間を過ごしてから、現在に至るまで岡山を拠点としている。高校3年時の2015年には同校2度目の「全国高校選手権」団体優勝を達成。そのメンバーにいたのが1学年下の渋野だった。

後輩とはいえ、渋野は成澤の目標だ。「果てしないところにいるけど、(目標は)渋野と最終日最終組ですかね。回ってみたいです」と、すでに海外女子メジャーの「全英AIG女子オープン」で優勝し、国内でも6勝を挙げている“先輩”との直接対決を楽しみにする。

成澤が目指すスタイルは、「かっこいいプロ。シンプルにかっこいいプロになりたいです。かわいい系じゃないんで」と苦笑いを見せたが、合格直後のキラキラした目は、美しさと希望にあふれたものだった。

「見た目じゃなくプレー、攻めのプレーを見てほしい。出られる試合ぜんぶ、全力で頑張ります」と言い切る潔さ。ゴルフも発言も思い切りよく。そんな成澤の挑戦はここがスタート地点だ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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