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「満足できないと言ったら逆に失礼」笹生優花は1カ月ぶりの試合でトップ5フィニッシュ

<ウォルマートNWアーカンソー選手権 最終日◇26日◇ピナクルCC(米アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71>

「AIG女子オープン」(全英女子)以来、約1カ月ぶりの出場となる笹生優花は、最終日も2イーグル・4バーディ・2ボギーの「65」と6つ伸ばしてトータル14アンダーの4位タイでフィニッシュした。

「何ホールかは良いショットが出たり、ティショットがちょっと暴れたりしたけれど、良い感じで終われて良かった」と久々の試合での好プレーに笑顔を見せる。「スコア的にはきのうと同じなので、本当にいい。きのう言ったように、きょうもきのうみたいなプレーができるようにしたいと思ってできたので、よかったと思います」。試合勘を取り戻したのか週末の2日間で12も伸ばす会心のラウンドにうなずいた。

学びも多い一週間だった。予選ラウンド2日間戦ったパティ・タバタナキト(タイ)、ミンジー・リー(オーストラリア)、この日もミンジー、ジ・ウンヒ(韓国)とメジャー優勝経験がある選手たちとのプレーでは得たものも大きい。

「具体的には言えないですけど、ゴルフって日々勉強だと思う。うまいから何も学ばないというわけじゃないと思うし、いいプレーをしている人たちを見ているといろいろ学べると思うので。そのチャンスを逃さないように試合と思っています。トップ選手の方たちと回ることより幸せなものはないと思うので、そういう時間を大切にして勉強になれればと思っています」

次週は「ショップライトLPGAクラシック」とアメリカ本土では初めての連戦になる。「このプレーで満足できないと言ったら逆に失礼なので。本当にすごくいいプレーだと思いますし、いろいろ勉強になったと思うので、また練習して次の試合も頑張りたいと思います」。開幕前に話していた「試合にでなかったので、その中でどれだけ良い感じで終われるか」という目標を十分すぎるほど達成して、次なる舞台・ニュージャージー州へと向かう。

<ゴルフ情報ALBA.Net>