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全米制した笹生優花 米ツアーメンバー登録は「家族と相談して」

<全米女子オープン 最終日◇6日◇ザ・オリンピッククラブ・レイクコース(米カリフォルニア州)◇6457ヤード・パー71>

笹生優花が1977年の「全米女子プロゴルフ選手権」の樋口久子、2019年の「全英AIG女子オープン」の渋野日向子に続き、日本人女子3人目となる海外メジャー制覇を果たした。

予選ラウンドを首位で折り返し、3日目には2位に転落。最終日も序盤から連続ダブルボギーを叩くなど一時は首位と5打差まで開いたが、終盤の連続バーディで追いつき、畑岡奈紗とのプレーオフに突入。2ホール合計に1次プレーオフは引き分けたが、サドンデスの1ホール目でバーディを奪い畑岡を振り切った。

この結果、笹生は即座に米ツアーのメンバー入りが可能。これについては優勝会見で言葉を慎重に選びながら考えを示した。「いま聞いたばかりなので、父と家族と話して、それから決めたいと思います」。

19年には米ツアーのQスクールに参戦したが20年の出場権を獲得することができなかった笹生。結論を出すまでには時間がかかるかもしれないが、目標だった海外進出を果たすチャンスを見事に自力で勝ち取った。

<ゴルフ情報ALBA.Net>