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スコアには不満も… 勝みなみに湧いたリベンジへの思いと母への感謝

<AIG女子オープン 2日目◇21日◇ロイヤル・トゥルーンGC(スコットランド)◇6649ヤード・パー71>

2度目の挑戦もトータル13オーバーの116位で予選落ち。結果としては納得できるものではなかったが、それでも勝みなみは「すごく楽しめた」とも話した。

この日苦しんだのはショット面。「前半は結構良くてショットも安定していました。ですが、7番くらいからショットが右に右に行き始めて、そこから右に行くのが止まらなくなった。風は関係なくて体の動きやタイミングだと思います」。15番に差し掛かるくらいに修正できたが時すでに遅し。巻き返せるほどホール数は残っていなかった。

前週の日本ツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」から「優勝」を目標として公言、そのための4箇条として「体、心、運、やるべきこと」を掲げた。だが、さすがにタフなコンディションとあって「やるべきことでできたのは50%くらいですかね」と不満は残ったが、「日本でできたことができなかったり、逆にこっちだとできたこともありました」と勉強という意味では大いに価値のあるものだった。

また、今週は関係者もコースへの入場制限があるため母・久美さんをキャディに起用。雨風の過酷な状況のなか36ホールともに戦ってくれた。「タフなコース、コンディション、本人も疲れていると思うが笑顔で担いでくれたのは感謝しきれないほど。今日は色々話したい」とお礼を述べた。

「ゴルフの内容的には納得できない部分もありますが、気持ち的にはコースを楽しめました。リベンジしたい気持ちもあります。こういう機会がないと回れないコース。また、チャレンジしたい」。悔しさと充実さが入り混じった表情で36ホールを振り返った。

<ゴルフ情報ALBA.Net>