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「名前は残るしクヨクヨしていられない」 渋野日向子は誇りを胸に“野望”達成へ再スタート【会見一問一答】

<AIG女子オープン 2日目◇21日◇ロイヤル・トゥルーンGC(スコットランド)◇6649ヤード・パー71>

昨年の女王が大会を去ることになった。渋野日向子は予選ラウンド2日間を戦い、トータル12オーバーで予選落ち。ラウンド後の会見では現在の“悩み”からメジャーチャンプとしての“責任感”などその胸中が語られた。ここからは気持ちを切り替え、米国ツアー転戦に挑んでいく。以下、会見の一問一答。

――風に加えて、スタート時には雨も降った。やりづらさはあったか

「初日とは違って横風が多かったかなと思います。正直やりにくさはすごく感じました。ティショットよりもアイアンショットが特に読みにくいなと感じていました」

――2日目のラウンドを振り返って

「序盤はしっかりパーオンできていたし、1番に関しては微妙な距離のパーパットも決められ。なんとか耐えて3番でバーディが獲れていい流れでした。ただ、そこから崩れてしまい残念でした」

――やはり前年女王というプレッシャーはあったか

「それよりも自分のショットに対しての不安がすごかったですね。この2日間はその心配ばかりで。スタートホールで『ディフェンディングチャンピオン』とコールされたのは、うれしいなと思いました」

――ショットへの不安とは?

「アイアンを怖がってしまっているのか、最後まで振り切れない。高く球が上がると風に流されてしまうと思って、(低く打ち出せるよう)右足寄りにボールを置いても、体が左右にぶれて思いっきり振れない。ドライバーのように振ればいいというのは分かっているのですが。ここ何カ月か悩んでいます」

――原因に心当たりは?

「ティショットがよくなっているなか、なんでアイアン(の調子が上がること)につながらないのかということが、『う〜ん』と思う部分があった。しっかり体を止めずに回転することができれば、まっすぐ飛ぶのに、手元や体が浮いて、しっかり体をねじれていない。練習場ではいい動きができるのに、試合になると自分が思ってもない動きをしてしまう。(動きを)コントロールできていない状態。縦距離も合っていないですね」

――練習は?

「100%ではないですが、いろいろやってきました。ただ、この2週間は1つも成果を出せなかった。アイアンショットに関してはポンコツでしたね。今回はそれに加えて風もあって、思ってもないところに飛んでいく。気持ち的に苦しかったですね」

――パットでショートする場面も見てとれた

「前日の夜に芝を刈ったみたいですけど、雨で少し重くなっているように感じました。それは頭では分かっていたのですが、風もあって、まっすぐストロークするのに必死でした。距離感のことまで考えられていなかったのが正直なところ。そこは慣れるしかないのかなと思いました」

――収穫は?

「グリーンの外からパターを打つ概念が私にはあまりなかったので、それは今週挑戦できました。でも足りないものばかり。もっと万全の状態で迎えたかったですが、(新型コロナウイルスの影響で)試合が無いのはみんな同じ。そんな弱音を吐いてられないですが、悔しすぎますね」

――去年の自分と比べて

「去年の自分がすごかったという思いは全くない。何も知らない状態で出場したことが、よかったのかなとも思います。去年と今の自分は比べるものではない。ただ、この試合をディフェンディングで迎えられたことは、誇らしい気持ちでした。そういう気持ちにさせてくれたのは去年の自分のおかげなので、そこは感謝したいですね」

――これから米国を転戦

「米国で練習して、試合に出ていきます。楽しんでやろうと思ってたけど、今は悔しい気持ちが大きいですね。この2週間で足りない部分を全部見つけた感じがする。いつまでも『経験、経験』とは言ってられないです」

――再びリンクスで戦いたい?

「リベンジしたいですね。このスコアは自分の責任で、風どうこうの問題ではない。次は、ショットに自信を持って挑めるようにしたい。しっかり成長して、また帰ってきたい」

――『海外メジャー全制覇』という夢は変わらない?

「これからも(全英優勝者として)名前は残っていくのでクヨクヨしていられません。もっと頑張って練習しないといけないと思いました。メジャー全制覇はブレずに追いかけたい。何年かかるかは分かりませんが、長い時間をかけてでも達成できればと思っています」

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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