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昨年覇者の渋野日向子 初日を終えて「疲れた表情だった(笑)」【一問一答】

<AIG女子オープン 初日◇20日◇ロイヤル・トゥルーンGC(スコットランド)◇6649ヤード・パー71>

今季初の海外女子メジャー「AIG女子オープン」にディフェンディングチャンピオンとして出場している渋野日向子。初日は3バーディ・5ボギー・1トリプルボギーの「76」で、5オーバー・71位タイに終わった。トリあり、名物ホールのバーディあり、バウンスバック締めあり。そんな18ホールを終えて何を思ったのか。以下、一問一答。

Q:どのような心境で18ホールを終えたか

「疲れた表情だったと思います(笑)バーディが獲れて安心した顔だったかなと思います」

Q:強風のなかの1日

「4番でトリプル叩いてから今日は怖いと思っていましたが、そのなかでも後半になるにつれティショットが良くなってきていた。そこに関しては良かったのかなと思っています」

Q:後半良くなったのはどのあたりか

「前半のアゲインストのなかでもリズムを意識して振ることを気をつけていたら、だんだんと曲がりが減ってきて。後半に入ってからは、ほぼフェアウェイキープをしていたと思います。風が吹いているとそんなに振れないので、リズムだけ気をつけていたのが良かったですね」

Q:4番のバンカーからなかなか出なかった時の心境

「先週もあの経験はしていなかった。久しぶりに2回ボールが返ってきて、『あぁ初心者に戻ったな』と思いました(笑)」

Q:ナイスショットの数が増えてきて復調しているように見受けられる

「ティショットに関してはすごくよかったなと。久しぶりに自分の思ったように振れて、リズムも良くて、よく飛んでくれたかなぁと思っています。アゲインストのときも最初に比べて後のほうが距離も出ていました。フェアウェイに行ってくれていたのでそこは良かったんですけど、それがなかなかアイアンショットにつながらなかったので、そこはもうちょっとだなと思います。

Q:明日に向けて調整するところ

「ティショットは今日のような感じでできたら。アゲインスト、フォローどっちも吹くと、セカンドショットのリズムがなかなか合わず左右にぶれてしまう。そこに関しては練習したい。明日(2日目)もかなり風は吹くと思うのでそこは気をつけたい」

Q:開幕前に「一瞬一瞬をかみしめたい」と話していた

「今日のスタート前は、風がどのくらいかがすごく怖かった。案の定不安なままでいたら連続ボギーとトリプルボギーでちょっと残念な感じになってしまった。ティショットが良くなるにつれて楽しんでできるようになったかなという感じですかね。でも、これだけ風が強いと、キレたら終わりだと思う。そこだけは気をつけていました」

Q:風は予想以上だったか

「想像できていなかった。でも、大会のインスタグラムに1組目、6時半スタートのローラ・デービースさんの動画が流れていて、それを見たらすごい風だった。これよりも強いとやばいと思っていたが、会場に着いたらはるかに上回っていました」

Q:これだけの風のなかでのプレー経験は?

「ないですね。日本ではなかなか。この風って台風の時くらいなのでは」

Q:このコンディションを踏まえて、自身のスコアは?

「前半はトリプルボギーでもったいないというか、どうしようもなかったかもしれないですが、何打かは縮められたと思います。でも8番でバーディを獲れて流れが変わった部分はあると思う。後半、もったいないボギーもあったり、獲りたいところでとれなかったりもしましたが、後半落とさなかったのは個人的にはうれしかったですね」

Q:8番のティショットは?

「52度のウェッジで打ちました。左からの風。それまでの7番までとは全く違う風の方向で、ほぼ真横から少しフォロー気味でした。52度をフルスイングしてしっかり振れたらちょうどいいくらいだったので、怖がらずに打つしかないと思って打ったらイメージしていた通りの球が出ました」

Q:先週のスコットランド女子オープンから修正したところは?

「ショットに関して全然違うのはドライバー。その他に関しては今日はグリーンの外からパターを何回か使いましたが、そこでパーを拾えた。それが修正できたところ。それくらいしか見当たらなかった」

<ゴルフ情報ALBA.Net>