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「未知のゴルフだった」稲見萌寧は中盤連続バーディも“人生で初めて”の風に苦戦

<AIG女子オープン 初日◇20日◇ロイヤル・トゥルーンGC(スコットランド)◇6649ヤード・パー71>

海外メジャーの洗礼を浴びた初日となった。渋野日向子の1つ前でインビー・パーク(韓国)、レクシー・トンプソン(米国)という注目組でスタートした稲見萌寧は前半で連続バーディを奪ったものの「77」。6オーバー・88位タイと苦しい立ち上がりとなった。

初のメジャーとは思えない堂々とした態度でティオフした稲見は、6番までで3ボギーを叩くも7番から連続バーディ。9番はボギーとしたが、周りも伸ばせず上位をうかがえる位置で折り返す。

だが、13番でティショットを曲げてブッシュに入れると流れが一変。ブッシュからのセカンドは出ずこのホールはダブルボギーに。次のホールもボギーを叩くなど、ここから2つ落としてホールアウト。「苦戦しましたね」と唇をかむ1日となった。

立ちふさがったのは英国特有の風だった。「練習ラウンドが意味なかったんじゃないかというくらい吹きました。人生で初めてというくらいの強風。未知のゴルフでしたね」。風向きすら読めないという環境に「慣れも必要なのかな」と言うしかなかった。

それでも、まだ予選突破へ諦めるつもりはない。「明日も天気は分からないですが、ショットは悪くないので風などのあたりを確認して、パッティングの練習をして臨みたいと思います」。初めて挑む大舞台。何とか4日間プレーしたい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>