このエントリーをはてなブックマークに追加

五輪延期後のゴルフ会場はどうなる? 決定を受けて霞ヶ関CCも困惑

東京五輪延期決定から一夜明けた25日(水)、ゴルフ競技の会場となっている霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県川越市)も今後の対応に追われている。

新型コロナウイルスの影響…米国でも混乱が広がる

五輪延期に関して問い合わせると同倶楽部は「(五輪延期は)昨日の今日の決定と、現段階では何も決まっていない」とし、対応については「支配人らとこれから決めていく」と続けた。延期の決定が下る前の24日昼ごろには、メディアからの問い合わせが入り始め「決定前のため話せない」と対応したという。

安倍晋三首相と国際オリンピック委員会(IOC)バッハ会長の電話会談では、五輪開催は1年程度の延期、来年夏までに開催することが合意され、その後IOCが開いた臨時の理事会でも承認された。電話会談後の会見では、2020年中の開催はないことも話された。

延期後の会場も霞ヶ関カンツリー倶楽部になることが有力視されており、24日にあった日本ゴルフ協会(JGA)の五輪競技対策本部の強化委員会でも倉本昌弘委員長は、延期になった場合にコースを貸してもらえるか話し合う意向の発言をしている。同倶楽部のホームページを見ると、五輪開催に向け東コースは4月から、西コースも5月からクローズし、西コースは10月からのオープンと掲示しているが、五輪開催コースだった東コースについての状況は未定。

今後、延期後の会場決定などについてJGAと同倶楽部が話し合いに入るものと思われるが、コースセッティングを考えると東コースのオープンをどうするのかも、大きな議題のひとつにのぼりそうだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>