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「生きる伝説」が集結…振る舞われた料理は? マスターズのチャンピオンズディナーに松山英樹も出席

<マスターズ 事前情報◇9日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7555ヤード・パー72>開幕まで残り2日となった9日(火)、オーガスタ・ナショナルGCクラブハウス2階にある大広間、通称・ライブラリーで歴代王者が集まる晩さん会『チャンピオンズディナー』が行われた。そこに2021年大会王者の松山英樹も出席。グリーンジャケットに身を包み、豪華ディナーに舌鼓を打った。

ちょっとぎこちない? 松山英樹もチャンピオンズディナーを振る舞いました【写真】

今年のメニューを決めたのは、前年覇者のジョン・ラーム(スペイン)。出身地でスペイン北部“美食の街”と言われるバスク地方の料理が振る舞われた。メニューはすでに発表済みで、イベリコ豚のハム、バスク風チョリソ、黒トリュフ入りイディアサバル・チーズ、クリーミーなチキンフライとコンフィポテト、スペイン風オムレツが並ぶ一品料理から開始。前菜はカニとじゃがいものサラダで、メインディッシュはバスク産リブロース、もしくは白カレイのタルボットから選択する。デザートはカスタードとシャンティのシュークリームで、ワインもバスク産という“純スペイン料理”が並んだ模様だ。さらに料理を手がけたのはスペイン出身の超有名シェフであるホセ・アンドレス氏。ミシュラン星付きを含む世界で30軒以上のレストランを経営し、過去にセルヒオ・ガルシア(スペイン)などで2回、チャンピオンズディナーを提供した経験をもつ。“盤石の布陣”で、王者たちを出迎えた。ラームはディナー前に臨んだ会見で、「皆、メニューにとても期待しているようで、少し緊張している。その部屋のことを考えると、とても気が重くなるね。基本的に出席するのは“生きる伝説”ともいえる選手ばかり。その一員であることは素晴らしいことではあるけど、やっぱりちょっと緊張するよね」などホストとして“重圧”も吐露していた。一方、松山は前日に行われた会見で、「チャンピオンズディナーで毎年グリーンジャケットを着ることができるのはうれしい」とも話していた。ディナーの様子は公開されなかったが、日本のエースにとっても2度目の優勝へ英気を養う時間になったはずだ。

<ゴルフ情報ALBA Net>