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プラチナ世代4人目 阿部未悠が涙の初優勝「楽しんでゴルフができた」

<富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 最終日◇7日◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6535ヤード・パー72>サンデーバックナインを制圧した。23歳の阿部未悠が8バーディ・1ボギーの「65」をマーク。トーナメントレコードとなるトータル15アンダーで念願のツアー初優勝を果たした。

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首位と2打差で迎えた後半から本領を発揮した。スタート3ホールで2バーディ・1ボギー。14番からは怒とうの4連続バーディを奪取し、一気にトーナメントリーダーに立った。最終18番でウィニングパットを沈めると、ギャラリーからの拍手を受けて満面の笑み。優勝インタビューの最中には、感極まって大粒の涙が頬を伝った。「今シーズンは調子が悪くて、かみ合わないゴルフが続いていました。この3日間は楽しんでゴルフをしてみようと思っていたので、それを続けられたのが良かったと思います」今季はこれまで5試合に出場して予選落ちが2回。最高順位は宮崎大会での23位タイと低空飛行が続いていたが、自らにプレッシャーをかけることはせず、自然体のゴルフで栄冠をつかみとった。「何よりたくさんの声援をいただいて、すごく力になりました。その中で優勝できたのがすごくうれしいです。これからも精一杯自分のゴルフができるように頑張っていきます」2000年度生まれの“プラチナ世代”では古江彩佳、西村優菜、吉田優利に続く4人目の勝者となった。“期待の若手”から脱却。堂々のツアー優勝者として、これからも同年代の中心選手として活躍していく。

<ゴルフ情報ALBA Net>