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林で5打…臼井麗香は“悪夢の+6”も前向き「調子自体は4アンダー」

<ヤマハレディースオープン葛城 初日◇28日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6455ヤード・パー72>先週の「アクサレディス宮崎」でツアー初優勝を挙げた臼井麗香だが、難関・葛城では“悪夢のような時間”を過ごすことになってしまった。

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イーブンパーで迎えた終盤の8番パー4。ここで風にあおられ大きく右に曲がったティショットが、木の下の「立てるか立てないかくらいの所」に落ちた。2打目はアンプレヤブルせずに打ったが、打球は木の根っこにピタリという最悪の状況に。ドツボにはまり、林のなかで5打を要した。ようやく出しても悪い流れは止まらず、グリーンを狙うショットが今度はグリーンのアゴにつかまる。結局8オン2パットで、“+6”が記録されてしまった。「(ティショットは)ミスというよりも右のフェアウェイを狙ったら、風でとんでもないところに行ってしまった。そこまでは調子が良かった」。なんとか耐えていただけに、悔しいホールになってしまった。それでも続く9番はバーディ締め。「(8番の)10がなかったら1アンダーだったので、そこそこの位置だったはず」。この最後のバーディを第2ラウンド以降につなげていきたい。5オーバーは107位タイ。現時点で予選カットラインに5打及ばない。ただ“難攻不落”とも言われるコースで、かつ2日目はスタート時間が午前9時に変更になるほどの悪天候予報が出されており、カットラインが後退することは十分に考えられる。「あしたはカットがあるけど、調子自体は4アンダーは出せない数字ではない。頑張ります」。再び逆境を跳ね返すプレーを見せてもらいたい。

<ゴルフ情報ALBA Net>