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天国から地獄へ…前半『31』も貯金吐き出すダブルパー 櫻井心那「今は結構ショック…」

<明治安田レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント 2日目◇8日◇土佐カントリークラブ(高知県)◇6273ヤード・パー72>初日に3オーバー・85位タイと出遅れた櫻井心那。2日目は前半1イーグル・3バーディと大まくりを見せるも、後半に失速し、「72」とスコアを伸ばせず予選通過はならなかった。

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「集中力を切らさずにバーディを獲って、イーグルも来ましたし、攻めていけたのはすごく良かった」。13番でバーディを奪取すると、そこから勢いにのった櫻井は14番でも1つ伸ばし、15番パー5ではイーグル。16番でもバーディを決め、4ホールで5つもスコアを伸ばした。上位フィニッシュも見える位置までリーダーボードを駆け上がったが、その矢先、後半1番で思わぬトラブルが待ち受けていた。「1番で右に落ちてしまって、木の幹の間に入って。そこから何とかダボくらいで上がろうと思って、自分なりに攻めた結果」。ティショットを右の崖に落とし、そこから脱出を試みるも木に当たり隣の9番ホールのラフへ。そこから9番のフェアウェイに置き、1番グリーンを狙う作戦に出るも失敗。結局6オン、2パットで8打を要してしまった。その後は悪い流れを断ち切ることができず、8番でもボギーを喫し、前半の貯金を一気に吐き出してしまった。「しょうがないなってなってるし、そこからもいいパッティングはできていたから、もう1個入っとけば流れも来てたかな」と悔しさを滲ませながらラウンドを振り返った。受け入れ難い現実。「今は結構ショックだけど、切り替えて九州で頑張りたい」。そう声を振り絞った櫻井は、来週、鹿児島で行われる「Vポイント×ENEOS ゴルフトーナメント」で”傷”を癒したい。(文・齊藤啓介)

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