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「全く見えなかった」人生初エース 高3アマ・入谷響が賞金10万円を獲得

<明治安田レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント 初日◇7日◇土佐カントリークラブ(高知県)◇6273ヤード・パー72>18歳アマチュアの入谷響(中京高3年)が5番パー3(実測160ヤード)で今季第1号となるホールインワンを達成。今大会では2019年の香妻琴乃以来4人目、アマチュアのエース達成は大会初となった。

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入谷は「全く見えなかった」とそのときの状況を振り返るが、ギャラリーからの『入った!』という掛け声でホールインワンを確信した。「生涯でも初です」と、18歳は人生初エースを国内女子ツアーという大舞台でやってのけた。打つ前から「ホールインワンできるんじゃないかというイメージがあった」と達成の予感があったという。それは見事的中し、「打った瞬間、まっすぐ行った」とボールはイメージ通りピンに向かっていき、そのままカップに吸い込まれた。「すごいバクバクになった」と興奮はなかなか冷めやらない。ただ、それ以上に「最初のティショットがやばかった」とスタート時の緊張を告白。昨年の「フジサンケイレディスクラシック」以来となるプロツアー参戦で緊張しながらティオフしたが、うれしい一日になった。開催コースの土佐CCから賞金10万円が贈られた。使い道を聞かれると「とりあえず取っておく」と笑顔。まもなく行われる高校の卒業式を前に、最高の思い出ができた。そんな好イメージも胸に、イーブン・45位タイからの浮上を目指す。(文・齊藤啓介)

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