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鈴木愛が準地元で首位発進 今シーズンは「絶対全米女子に出たい」

<明治安田レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント 初日◇7日◇土佐カントリークラブ(高知県)◇6273ヤード・パー72>徳島県出身の鈴木愛が“お隣”の高知で単独首位発進を決めた。圧巻の4連続を含む8つのバーディを量産。1つボギーを喫するも「65」をマークし、トータル7アンダーで後続と3打差をつけた。

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先週行われた「ダイキンオーキッドレディス」では14位フィニッシュ。「開幕からショットもパットもすごく安定している。特にショット」と今週もゴルフの状態に納得の表情を見せた。鈴木は、オフに再現性の高いスイングを目指していた。「始動するときに右足がめくれるクセがあったので、めくれないようにしっかり右足を踏んばることで、スエーがなくなりました」と今では理想のスイングになりつつある。「すごくハマっている。距離も伸びたし、方向性もめっちゃ良くなった」とオフのスイング調整が功を奏している。それ以外にも体力面を強化。「今まではほんとに『嫌』って感じだったんですけど、去年からしっかりやりだした」と体にムチを打ちながら、下半身の強化に取り組んだ。「去年のこの試合と比べて、疲れ具合が全然違う」と効果はてきめん。アップダウンの激しい土佐CCで、まだまだ余力を残している。残り3日間でさらなるバーディラッシュにも期待できそうだ。今年の目標として「絶対全米女子オープンに出る」ことを掲げている。今年の舞台となるランカスター・カントリークラブは、2015年に初めて海外メジャーに挑戦した思い出の地。「絶対に出たいと思っているので、ヤマハが終わったら75位までに入りたい」。3月末に行われる「ヤマハレディースオープン葛城」終了後の世界ランキングで75位以内に入れば、全米女子オープンの出場権が手に入る。現在の同ランキングは83位。メジャー出場に向けて、今大会での勝利を足がかりにしたい。(文・齊藤啓介)

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