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「調子がいいとは言えない…」 プロ2年目の神谷そらは多忙なオフを終え開幕戦へ

<ダイキンオーキッドレディス 事前情報◇27日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)◇6595ヤード・パー72>昨年はルーキーとして挑み、4月の「フジサンケイレディス」でツアー初優勝。9月の「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」で国内メジャー初Vを挙げた神谷そら。そんな神谷のオフは、例年のスケジュールとは違いゴルフ漬けとはいかなかったようだ。

プロ2年目同士 仲良くはいチーズ!【写真】

「プロになってから2回目のオフだったけど、新しいスポンサーさんの挨拶だったり、セミナーだったり、プロアマなどもあって忙しいオフを過ごさせてもらった」と限られた時間のなかで、何かを重点的に行ったというよりは、ラウンド練習がメインとなった。そんな多忙な時間を過ごした神谷は「調子がいいとは言えないですね。1ヶ月ぐらい前はすごくいい感じで行けるかなと思ったのですけど、2週間前に少し体調崩してしまって。そこから少し体のバランスがしっくりこない状態」と浮かない表情で今週のコンディションを明かした。今季初戦は先週の台湾女子ツアー「フォックスコンTLPGAプレーヤーズ選手権」。結果は、トータル11オーバー・32位タイと思うような成績で終えることができなかった。「ショットの自信が戻らず、グリーンでもかなり苦戦しました」と苦しい戦いだった。「予選通過できたのは良かったけど、少し不安の残る試合になってしまった。それがまだ続いてる感じ…」と懸念が残る状態での帰国となった。本調子ではないが、昨年のメジャー覇者としても期待がかかるプロ2年目の20歳。この開幕戦で復調となるキッカケを掴むためにも、いい滑り出しとしていきたい。不調のなかでどんなリカバリープレーができるのかも試される試合となりそうだ。(文・高木彩音)

<ゴルフ情報ALBA Net>