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宮里美香が地元沖縄で2年ぶり復帰 ママとして挑む初戦は「どこまで戦えるのか」

<ダイキンオーキッドレディス 事前情報◇27日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)◇6595ヤード・パー72>2年ぶりに地元・沖縄県でツアー復帰するのは、宮里美香だ。2021年に入籍し、22年12月に第一子を出産。23年は産休制度を利用しツアーを休養していた。

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この休養期間は、育児をしながらツアーで戦うための準備に取り組んだ。産後4カ月後にトレーニングを開始。「体をちゃんと戻してから球を打たないと、違う感覚で覚えてしまう。私はそれが嫌なので」という自論をもっており、フィジカル面から整えた。育児をしながらも時間を見つけては、トレーニングと練習に励んだ。昨年は30歳以上の女子プロゴルファーによるワンデートーナメント「Lady Go Cup」などに出場していたが、ツアー競技への出場は22年5月以来。「どこまでこのツアーで戦えるかというのも、証明できたらいいなと思います」とまずは自身の力試しとなる試合となる。宮里は今年からツアー復帰することに「楽しみと、不安の半々です」と明かした。「不安」というのは、母としての生活、プロゴルファーとして戦っていくことの“両立”だった。それでも、前向きに笑顔を見せて頑張る意思を見せていた。そんな今週は「母と旦那さんが仕事がなくて、沖縄に来てくれてるので、もう完全にそこに頼って」と家族一丸となって試合に挑む。練習ラウンドでは、6年ぶりにツアーの舞台に帰ってきた同級生の森田理香子と同組だった。ラウンド中は「歳取ったね〜」「またこうしてゴルフできるのはうれしいね〜」など話しながら楽しい時間を過ごした。「理香子が出るのはすごく楽しみ」と、同級生と同じ舞台で戦えることに喜びを表した。今大会のテーマについて「ゴルフを楽しみながら、それで結果がついてきたら最高だなと思う。あまり結果だけを追わず、自分自身のゴルフで自信を持ってプレーできたらいいなと思います」と気負うことはない。回り慣れた琉球GCで、自分が持つ最大限の力を発揮していく。(文・高木彩音)

<ゴルフ情報ALBA Net>