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暑さ対策にも余念なし! 山下美夢有は密度の濃い練習で今季5勝目を狙う

<住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 初日◇15日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース(愛知県)◇6534ヤード・パー72> 今季5勝目に向けて3差2位発進と好位置につけた山下美夢有だが、「自分のショットにしっくりこない。縦距離が合わず左右にも曲がっている」と内容には首をひねる。そんな中でも、「アプローチとパターでしっかりカバーできた」とボギーフリーの「66」にスコアをまとめ、女王の貫録を見せた。

正確無比! 山下美夢有のアイアンスイング【連続写真】

出だしの1番ホールをバーディ発進とし、4番パー3ではティショットがカップをかすめ、もう少しでホールインワンというスーパーショットで2つ目のバーディ。その後も7番、8番、11番をバーディとし、迎えた最終ホールでは7メートル近いパットを流し込んでバーディ締め。パーオンホールの平均パット数で1位につけるパターが光った。 ショットに関しては「父と考え修正したい」と話す。気温30度オーバーの会場は、選手たちの体力を奪い練習量も限られる。山下は通常の練習量を7〜8割に抑え、中身の濃さにこだわる練習を心がけているという。女王の暑さ対策にも余念はない。 納得のいくショットが打てない中でも、ボギーフリーで回るあたりはさすがの総合力。あす以降も上位でプレーを進めそうだ。

<ゴルフ情報ALBA Net>