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ジェイソン・ディ、ハリス・イングリッシュ、キース・ミッチェル、ミンウ・リーの4人がマスターズへ!

26日に発表された最新の世界ランキングで、4月6日に開幕する今季男子メジャー初戦の「マスターズ」に、新たに4人の出場が決まった。

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35歳のジェイソン・ディ(オーストラリア)は前週の「WGCーデル・テクノロジーズ・マッチプレー」でベスト8に進出。スコッティ・シェフラー(米国)に敗れたが世界ランキングは37位から33位に浮上、2月の「WMフェニックス・オープン」で5位に入るなど今年はすでに5度のトップ10入りで好調。昨年末の112位から大きく順位を上げた。2022年大会はマスターズ出場を逃したが、11年、13年大会では2位タイとオーガスタ・ナショナルGCとは好相性だ。同ランキング44位に入ったハリス・イングリッシュ(米国)は昨年、右臀部の手術のためマスターズを欠場。当時の世界ランキングは14位だったがその後22年末に57位まで後退していたが、今季は「アーノルド・パーマー招待」で2位に入るなどし浮上した。同じく46位に入ったキース・ミッチェル(米国)は19年以来の出場が決定。今季は2月の「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」で4位、「ジェネシス招待」で5位と好調が続いている。ミンウー・リー(オーストラリア)は同47位にイン。初出場の昨年は14位に入り、開幕前日のパー3コンテストでは姉でメジャーチャンピオンのミンジーがキャディを務め注目を集めた。2週前の「ザ・プレーヤーズ選手権」では世界ランキング1位のシェフラーに2打差の2位で最終日をスタート、序盤では首位タイに立ったが「76」と伸ばせずに6位でフィニッシュした。残念ながら世界ランキング51位でマスターズを逃したのはルーカス・ハーバート(オーストラリア)。昨年末は60位で、マッチプレーではベスト16に入ったがわずかに届かなかった。23年マスターズの招待を得るために残された道は、今週のPGAツアー、「バレロ・テキサス・オープン」(29日開幕)で優勝すること。昨年はJ.J.スポーン(米国)が見事に同大会で勝利を収めマスターズ出場を果たした。(文・武川玲子=米国在住)

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