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＜明治安田生命レディス ヨコハマタイヤ　最終日◇12日◇土佐CC（高知県）◇6228ヤード・パー72＞単独首位でスタートした吉本ひかるが、うれしい初優勝を飾った。前半を終えて逆転を許し2打を追う展開で後半に入ると、一時は3打差をつけられた。そこから徐々に差を縮めると15番でバーディを奪って首位奪還。最後はささきしょうこと並んでプレーオフに突入し、2ホール目にバーディを奪い、初優勝をたぐり寄せた。

バーディパットを沈めて跳びはねる吉本ひかる【写真】

ささきとの一騎打ちとなった最終日。手に汗握る展開で、9番ではセカンドショットをシャンクするなど苦しい場面もあったが、冷静さを失わずに、プレーオフにもつれ込んだ戦いでも好プレーを連発した。ささきを熱戦のすえに撃破し、6年目で涙の優勝を手に入れた。ホールアウト後は大粒の涙を流した。「なかなか優勝できなかったけど、優勝できると信じてやってきてよかった。（同級生の）みんなに続けてよかった」と喜びを表した。2017年のプロテストに合格後、19年には賞金ランキング28位に入り初シード入り。翌シーズンにシードを手放すと、昨シーズンもメルセデス・ランキング68位で返り咲きならず。それでもQTランキング28位で参戦している今季は、開幕戦で18位タイ、そして2戦目で大きなチャンスをものにした。「いい光景で、不思議な感じです」と歓喜の瞬間について語った吉本。これで1998年度生まれの黄金世代として12人目の優勝者となった。史上最強の世代に生まれた新たな勝者。吉本の優勝が、同学年の闘志にさらに火をつけることになりそうだ。【黄金世代優勝者】※初優勝順勝みなみ畑岡奈紗新垣比菜大里桃子河本結渋野日向子原英莉花小祝さくら淺井咲希植竹希望高橋彩華吉本ひかる

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