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米ツアー最終予選会参戦前の西村優菜の写真にアクセス集中 エリエールレディスは11年ぶりVで藤田さいきが号泣【ライブ写真から振り返る2022年女子ツアー】

いよいよ3月2日に2023年日本女子ツアーが開幕する。11月末の最終戦まで38試合、どんな戦いが繰り広げられるのか。22年シーズンを振り返って占いたい。ALBA Netおなじみの「ライブ写真」で、各大会期間中に閲覧数が一番多かった写真から振り返る。

米ツアー最終予選会参戦前の西村優菜 一番人気だった写真はこちら【ライブフォト】

「大王製紙エリエールレディスオープン」(11月17日〜20日、愛媛県・エリエールGC松山)で最も閲覧が多かった写真は、大会初日に撮影された西村優菜だった。この日西村は、4バーディ・1ボギーの3アンダーで14位タイ。まずまずの滑り出しだったが、その後スコアを大きく伸ばすことができず4日間トータル4アンダー30位タイで大会を終えた。西村は次週の22年最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」に出場した後、米ツアー出場権を争うQシリーズ(最終予選会)に挑戦。結果はツアーメンバーとなることができる45位以内には入ったものの、概ねの出場権を獲得できる20位には入れず24位タイの成績だった。試合数が限られるかたちとなったが、「今年は最初のほうはすべての試合に出られないですが、出られる試合で結果を出して1年間戦ってシードを獲れるように頑張りたいです」と、強い決意を語っている。西村の米ツアー初戦は3月23日に開幕する「LPGAドライブオン選手権」(スーパーステイション・マウンテンGC/米国アリゾナ州)になる予定だ。この大会で大きな話題となったのは、藤田さいきだった。6月の「宮里藍サントリーレディスオープン」でパットを外し18番グリーンで尻もちをついてから5カ月。今度はその場から起き上がることができなくなった。藤田さいきは4日間トータル21アンダーまで伸ばして、11年「富士通レディース」以来11年35日ぶりとなる優勝を遂げたのだった。藤田は11年の“いい夫婦の日”で自分の誕生日でもある11月22日に、夫・和晃さんと結婚。前回優勝が11年10月だったので、結婚後初の優勝だった。「感謝は言い表せないです。結婚してダメになったと直接言われているのも見ていたけど、そういうのを私に見せないで、ゴルフに集中させてくれていた。ずっと前向きなことしか言わない。二人で優勝を目指して頑張ろうとずっと言っていた。私が辛いときにも“大丈夫”と支えてくれた。本当に感謝しかないです」と、大粒のうれし涙を流しながら話した藤田。人目をはばからず号泣した藤田。11年間、さまざまなことを乗り越えてつかんだ栄冠だった。

<ゴルフ情報ALBA Net>