「“ザ・マッチ”の創設に携わったことをとても誇りに思う。きょうはとても面白い、愉快な戦いになる。タイガー、ローリー、そしてJT、ジョーダンがすばらしいプレーをすることを祈る。僕はTNTで放映を観ている。ゴルフファンも観ることを願っている」
第7回「ザ・マッチ」の開幕の1時間半ほど前にフィル・ミケルソン(米国)がツイートした。
タイガー・ウッズvsフィル・ミケルソン! 長年のライバルが1対1で戦ったのは2018年、ザ・マッチの第1回で、ネバダ州ラスベガスで開催。タイガーがずっと世界ランキング1位に君臨していた二人のライバル時代だったが、ミケルソンがついにタイガーを下した瞬間だった。
今回行われるザ・マッチはタイガーのパートナーに世界ランキング1位のローリー・マキロイ(北アイルランド)、対戦するのはジャスティン・トーマスとジョーダン・スピース(ともに米国)。ミケルソンの名前はないがその理由は…。
「LIVゴルフに参戦しているフィル・ミケルソンは、ザ・マッチへの出場資格を失った」と同エキシビションのプロデューサーを務めるブライアン・ズーリフ氏が明かした。
「フィルは素晴らしい選手で、この大会を大いに盛り上げてくれた。しかし彼は(大会に出られないことを)理解している。彼は自分がプレーしたいところに行ってしまった。われわれのエキシビションはPGAツアーと深い関わりを持っている」とコメントした。
そんなミケルソンが、TV観戦でタイガーらにエールを送った。(文・武川玲子=米国在住)
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