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ツアー史上13人目の10代V 微笑みの国から来たS・ランクン【きょうは誰の誕生日?】

12月9日は、微笑みの国タイ出身のS・ランクンことサランポーン・ランクンガセットリンの誕生日。1999年生まれで、きょうで23歳。2019年の「ニッポンハムレディス」でツアー史上13人目となる10代でのツアー優勝を遂げている。

12歳でゴルフをはじめ、15年に15歳でプロ転向。同年はタイ国内ツアーで3勝をマークした。翌16年は台湾女子ツアーに参戦し、12月のフィリピン女子ツアーの共催イベント「ICTSIフィリピンレディース」で優勝を飾っている。

17年からは中国LPGAツアーにも参戦。6月の「武漢チャレンジ」で同ツアー初優勝を飾ると、「珠海ヘリテージ」、「PTT タイランド TLPGA マスターズ」にも勝利し、シーズン3勝を挙げた。翌18年も中国ツアーで2勝をマークし、年末の日本ツアーのQT(予選会)を32位で突破。翌年からは日本ツアーを主戦場とした。

日本ツアー参戦1年目となった19年は、開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」で11位タイ、4戦目「アクサレディス」で2位タイに入るなど結果を残し、迎えた7月の「ニッポンハムレディスクラシック」で日本ツアー初優勝。最終日は1打差3位からのスタートだったが、序盤からバーディを重ね5アンダーの「67」を叩き出し、終わってみれば2位に3打差をつける見事な逆転劇。19歳217日での勝利は、同ツアー13人目の10代Vだった。

20-21年シーズンは一転してスランプに陥った。出場37試合で予選通過はわずか3試合、コロナ禍で調整がうまくいかず、連戦で体調を崩したことも影響したという。

22年はステップ・アップ・ツアーを主戦場としたが、ここでもまた思うような成績が残せず、来季の出場権を争うQTもファーストステージで敗退している。だがSNSには、Can’t wait for what’ll come next Got a feeling that 2023 will be a BLAST(次に何が起こるか楽しみ、2023年は爆発しそうな予感)と、前向きなメッセージを綴っており、来季のプレーに期待がかかる。

<ゴルフ情報ALBA.Net>