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歴代2位のブランクV 11年ぶりの優勝を飾った藤田さいき【きょうは誰の誕生日?】

11月22日は、先週行われた「大王製紙エリエールレディス」で11年ぶりのツアー通算6勝目を飾った藤田さいきの誕生日。1985年生まれで、きょうで37歳。11年35日ぶりの優勝は、88年のツアー制施行後、10月の「三菱電機レディース」で優勝した金田久美子の11年189日ぶりに続く、歴代2位のブランクVだった。

二人三脚で掴んだ11年ぶりV 夫・和晃さんと優勝カップを掲げる【写真】

栃木県宇都宮市出身。中学2年時からゴルフを始め、スクラッチプレーヤーの父の指導のもとで腕を磨いた。アマチュア時代は2002年「栃木県マッチプレー」優勝、03年「関東女子アマ」2位、04年は「フジサンケイレディス」で8位に入りベストアマを獲得している。

05年の「フジサンケイレディス」でプロデビュー、翌年の「プロミスレディス」で初優勝を挙げた。翌07年も「プロミスレディス」を連覇し2勝目を挙げると、10年の「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」で国内メジャー初優勝し、賞金ランキングも自己最高となる10位に入った。

翌11年も「富士通レディース」で優勝を飾ると、自身の誕生日で“いい夫婦”の日である11月22日に会社員の一般男性と入籍したことを発表した。

16年シーズンより登録名を藤田幸希から藤田さいきに変更。06年から17年まで12シーズン連続でシード権を保持。18年は賞金ランク51位、19年同ランク60位とシード落ちを経験したが2020-21年は同ランク28位でシード復帰。シードを落とした2年の間は、長年の蓄積もありヒジや指、腰などを痛め、内臓系の疾患が見つかるなど、体調が万全という日はほとんどないが、「楽しんでゴルフに取り組めた」と振り返っている。

今季のスタッツを見れば、平均飛距離は249.91ヤードで8位と若手にも引けを取らない。他の主要部門でもパーオン率13位など、勝者にふさわしい内容が並ぶ。次の1勝は、近いうちにやってきそうだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>