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原英莉花は伸ばしきれず、福田真未が浮上 “最終戦争い”はさらにし烈に

<大王製紙エリエールレディス 2日目◇18日◇エリエールゴルフクラブ松山(愛媛県)◇6575ヤード・パー71>

出場者が限られる最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」を除けば、シーズン最後の試合となる今大会。シード争いに大きな注目が集まるが、その最終戦への切符をめぐる争いもし烈となっている。

す、すごい… 原英莉花の“ヒョウ柄”キャップ【写真】

最終戦の出場者は40人。今季の日米ツアー優勝者、11月8日時点での世界ランキング50位以内の選手はすでに出場権が確定している。欠場を表明している選手を除いた残り16枠が、メルセデス・ランキング上位者に割り振られるのだ。もちろん、権利を持っていない選手が今大会で優勝すれば、その枠は15となる。

今大会の開幕前の時点で16番目に位置しているのが、2020年のリコー覇者・原英莉花。「少しだけ緊張しています」という戦いは、ド派手な4連続バーディで幕を開けたが、なかなか波に乗り切れないプレーが続いてトータル3アンダーの27位タイ。しっかりと予選を通過したものの、決め手を欠いたまま週末へと向かうことになった。

この2日間を振り返り「前半からイマイチ。予選通過はできましたけど…、なんとかあす以降、頑張りたいと思います」と原。「ガンガン攻められる状態へ持っていけるように調整します」とさらに攻撃的なゴルフを展開していく。

その原を猛追するのが福田真未だ。昨年大会で2位タイに入った好相性を今年も生かして、トータル6アンダーの11位タイ。岸部桃子、後藤未有、ささきしょうこ、そして原と、この“最終戦争い”で4人抜きを決めそうな勢いだ。

岸部、ささきは予選落ちで脱落。後藤はトータル1アンダー・42位タイで予選を通過して望みをつないだ。ほかにも現在4位タイの笠りつ子は単独4位以上、同じく4位タイの岩井明愛も単独3位以上で可能性を残す。残り2日、どんなドラマが生まれるのか。

<ゴルフ情報ALBA.Net>