このエントリーをはてなブックマークに追加

パーオン率4位の堀琴音「アイアンは3種類を使い分けています」

今季ツアー2勝目を飾り、安定したショットを見せる堀琴音。パーオン率は72.9847%で4位(11月7日現在)と高い精度を誇る。「アイアンは3種類のショットを使い分けています」と本人は語るが、10日発売のゴルフ雑誌ALBA856号ではその全貌に迫っている。

堀琴音、今年からタイガーのルーティンを取り入れていた!【写真】

「アイアンショットは3種類。『ノーマル』、『フェード』、『ライン出し』です。ノーマルでは、フェードを打つドライバーと違い、スクエアに構えてイン・トゥ・イン軌道で振るので、軽いドローになります」

ノーマルのアイアンショットで堀が大事にしているのは、お腹を下げる動き。お腹が上を向くとミスになるという。

「ノーマルだけでなくアイアンの全ショットにおいて、お腹を下げて手元を低く保って振り抜くことを重視しています。ショット直前に手元を右腰まで下ろす素振りをしますが、そこでお腹を下げる動きを確認しています」

そして、フェードは飛距離を落としたいときに使う。

「飛距離を5ヤード落としたいときに使うのが、フェード打ち。スクエアに構えますが、フェースを返さずにアウトサイド・イン軌道に振ることで、ボールをつかまえて左に打ち出します。高いトップからインに振り抜く動きがポイントです」

最後に紹介するのは、アゲインストや左がダメな状況で使うライン出しショットだ。

「低く打ち出すため、ボールを右に置きます。ややオープンスタンスに構えて、ヘッドを低く出す。ボールを押すイメージを持つと、ボールを厚く押せます」。堀は状況によって球筋を打ち分けることで大きなミスを防ぎ、パーオン率を安定させているのだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

■堀琴音 成績&プロフィール

■堀琴音がドレス姿でビシッ【厳選フォトギャラリー】

■堀琴音がレッスン「ドライバーの45度右プッシュを直したクロスの動き」

■森田理香子がレッスン「ドライバーはボールを見て構えちゃダメです」

■上田桃子のピンを狙うライン出しアイアン「ホースでしなりを待つ」