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Gマック、LIVゴルフの世界ランキング対象外に「“オフィシャル”を外すべき」 DJ、バーナーIIIも賛同

「LIVゴルフ・インビテーショナル」のレギュラーシーズン最終戦は、10月14〜16日にサウジアラビアのジェッダで開催される。同じサウジアラビアで行われる「サウジ国際」で、欧州ツアーとして開催した2020年大会覇者のGマックことグレアム・マクドウェル(北アイルランド)、21年大会覇者のDJことダスティン・ジョンソン(米国)、そしてアジアンツアーとして開催された22年大会覇者のハロルド・バーナーIII(米国)が開幕前に揃って会見を行い、「世界ランキングポイント獲得」への思いを語った。

Gマックは「これだけの選手が揃ってプレーしている大会を無視することはできない」とキッパリ。「もしDJの世界ランキングが正確でなければ、すべての世界ランキングが不正確ということになる。LIVはできることはすべてしている。ここには高い高いレベルの選手が集まっている。もしポイントが付与されないのであれば、オフィシャルワールドランキングから“オフィシャル”を外すべきだ」と展開した。

そんなGマックに「まったくその通りだ」とDJも賛同。そして「我々はポイントを獲得する。今は違った方向に進んでいて時間がかかるかもしれない。ただ時間が経てばどんどんとランキングは下降していく。しかし必ず良い方向に行く。正しい判断がされることを希望している」と付け加えた。

バーナーIIIも「何が問題なのか分からないが、LIVゴルフは常に最新の情報を知らせてくれる。彼らの仕事はすばらしい。それにここでプレーするのは本当に楽しい」と話した。

LIVゴルフは10月5日、ドバイを拠点とする世界ランキングポイント対象ツアーである「MENAツアー」と提携。同ツアーの持つ資格でポイント獲得を目指したが、『オフィシャル・ワールド・ゴルフ・ランキング(OWGR)』はこの申請をすぐには許可せず。先週のバンコク大会、今週のサウジアラビア大会ではポイントは付与されないと発表している。(文・武川玲子=米国在住)

<ゴルフ情報ALBA.Net>