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プロ入り4戦目で初優勝の逸材 ツアー通算7勝の佐伯三貴【きょうは誰の誕生日?】

9月22日は、ツアー通算7勝の佐伯三貴の誕生日。1984年生まれで、きょうで38歳。2019年シーズンでツアーの第一線から退き、現在は後進の指導やトーナメント解説、JLPGAのコースセッティング委員など、ゴルフ界の発展に尽力している。

佐伯三貴監修のインドアレンジがスゴイ【写真】

中国地方でトップアマだった父・行生さんの影響で中学1年時にゴルフを始め、中学3年時で「中国女子アマ」「中国ジュニア」「全国中学校ゴルフ選手権春季大会」を制した。東北福祉大学進学後は、3年時に「朝日杯争奪 日本女子学生ゴルフ選手権」で優勝し、JLPGAツアーのQTに挑戦。ファイナルQTで42位に入り、翌07年の1月にプロ転向。

アマチュア時代は01年、そして03〜06年までナショナルチームでも活躍。プロ転向後はルーキーイヤーから注目を集め、初優勝はプロ4戦目の「フジサンケイレディスクラシック」。ツアー登録112日での優勝は当時の最速記録(現在はアン・ソンジュの66日)で、シーズンを通して14度のトップ10入りを果たし、その年の賞金ランキングを9位とし、注目選手の仲間入りを果たした。

08年、09年も順当にシード権を獲得。10年は「伊藤園レディス」で3年ぶりツアー2勝目を遂げた。12、13年はそれぞれ年間2勝をマークするなど、10〜13年まで4シーズン連続で賞金ランキングトップ10入りの成績を残している。

だが、その後はケガに悩まされた。15年の開幕戦で右手関節痛の痛みを発症。以降は関節内注射により、試合出場は続けたものの痛みが治まらず、再度受診。その結果、「右手関節炎及びCM関節炎」と診断され治療のため長期欠場に。

約1年後に復帰し、18年にはシードに返り咲いたが、19年シーズンをもってツアー撤退を決意。その理由を「二度のケガと手術を経験し、万全の体調で試合に臨む事が難しくなった」と、明かしている。

<ゴルフ情報ALBA.Net>