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植竹希望がAbe BMWとスポンサー契約を締結 「X5と戦っていきたいと思います」

21日、輸入車ディーラーのAbe BMWが植竹希望とスポンサー契約を締結したことを発表した。

植竹希望が2018年の「ABE MOTORS CUP」にゲストでニアピンチャレンジに参加をした事がきっかけとなり、今回の契約締結に至ったという。植竹には『BMW X5』が提供され、トーナメント会場への移動をともにする。

実は植竹、宅配便でキャディバッグを送ったときに、エースパターのシャフトが曲がってしまったことがあった。「パターのネックが曲がっちゃったので、それからはあまり宅配便を使いたくないと思っていたんです。クラブは極力自分の近くに置いておきたいから、大型のSUVで運転も楽な“X5”はうれしい味方になります」と、ツアー遠征の遠距離移動でもクラブとともに行動できることにホットひと安心する。

納車は会見直後とのこと。“X5”を運転しての帰路にドキドキを隠せない。「試合の帰り道に疲労がたまって危険なことがあるんですけど、“X5”は(運転していて)全然眠くならないと思います。楽しくなっちゃう。車の運転自体が好きになれれば、帰り道でも眠くなることはないと思います。短い距離でも長い距離でも楽しむ時間のひとつとして、リラックスする時間にしていきたいなと思っています」と、話す。

9月29日から開催される「日本女子オープンゴルフ選手権」から“X5”で会場へ移動し、キャディバッグに「Abe BMW」の社名ロゴをつけてプレーする。「東京出身ですが千葉で育っているので地元開催の感覚です。応援しにきてくれる方も大勢いるのでいつもよりも活気があるというか、熱い視線を向けられるとので頑張りたいです。コースは何度も回っているのでよく覚えています。距離が短くても狭いつくりになっているので、どれだけ欲をださずに、無理をせずに責めるかがカギになると思います。4日間大会では成績があまりよくないので、最終日に伸ばせるように頑張りたいです」と、初の国内女子メジャー大会優勝へ向けて意気込む。

この契約について植竹は「応援していただける方が増えると、さらに力になります。後半戦も兵庫や愛媛と遠い試合があるのでクルマでいける限りのところは運転して“X5”とともに戦っていきたいなと思っています」と、笑顔で話した。

今季はシード保持者としてレギュラーツアーに参戦中で、「KKT杯バンテリンレディスオープン」では悲願のレギュラーツアー初優勝を果たした植竹。残りのシーズン後半戦は、9試合に出場の予定。“X5”とともに、さらなる勝利を目指す。(文・高木彩音)

<ゴルフ情報ALBA.Net>