このエントリーをはてなブックマークに追加

三者三様の海外メジャーへの選択 西村優菜は2試合出場、稲見萌寧は国内専念

<資生堂レディスオープン 事前情報◇29日◇戸塚カントリー倶楽部(神奈川県)◇6570ヤード・パー72>

27日付の女子世界ランキングが発表され、50位以内に入った選手たちに7月の「アムンディ エビアン・チャンピオンシップ」と8月の「AIG女子オープン」(全英)への海外メジャー出場権が付与された。

かねてより2試合への意欲を見せていた西村優菜は土壇場での活躍に安ど。「残り2試合となったときに49位でギリギリだと思っていました。決められてよかった」。その残り2試合で優勝と2位。勝負強さを発揮して、ランキングは38位に浮上し、出場権を得た。

もちろん、2試合とも出場する予定だ。すでに全英用のクラブなどの準備も始めているといい、「ニッポンハムレディス」終了後に渡仏するスケジュールも組んでいる。「ここからの日本の2試合は4日間大会で大事な試合ですが、メジャー2試合に向けても色々なことを感じながら充実した2週間にしたい」と意欲を見せた。

一方で、2試合とも欠場の意思を明らかとしたのが稲見萌寧。すでに全英への権利を得ていたが、今回エビアンも含めて行かないことを明言。「日本の永久シードを目指しているので、今年は日本で頑張りたい」とした。

同じくすでに全英の権利を得ている山下美夢有は「まだ考えているところです」としつつも、「全英は行きますが、エビアンはたぶん行かないと思います」とコメント。「日本で試合したい思いもあります」とその思いを口にした。

今大会に出場していない日本ツアーメンバーでは西郷真央も2試合の切符を獲得。また米ツアーメンバーでは畑岡奈紗、渋野日向子、古江彩佳、笹生優花が出場権を持っている。

<ゴルフ情報ALBA.Net>