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木村彩子が6打差逆転 涙のツアー初優勝は「すごくうれしいです」

<アース・モンダミンカップ 最終日◇26日◇カメリアヒルズカントリークラブ(千葉県)◇6639ヤード・パー72>

風が強く吹き、4日間のアンダースコアが6人のみという難コンディションを制したのは、トータル4アンダーまで伸ばした木村彩子だった。

3日目を終えて単独首位に立っていたささきしょうことは6打差。木村はその最終組から3つ前をプレーしていた。2バーディ・1ボギーで迎えた11番パー4で、グリーン手前からのアプローチをそのままチップイン。そして14番パー5で3打目を1メートル弱につけ、ささきを追い抜き、単独首位に立った。

木村は後続に1打差をつけてホールアウト。ささきが18番のバーディパットを決められなかった瞬間、木村のプロ初優勝が決まった。

表彰式前のインタビューでは「すごくうれしいです。いろいろスピーチも考えていたけど、思い浮かばないくらいうれしい気持ちです」と笑顔で話した木村。今大会でキャディを務めた、同じ南秀樹コーチに師事するひとつ年上のプロゴルファー・坂口悠菜のことを聞かれると「(坂口キャディの)おかげで勝てました。ありがとうございます」と涙を流した。

プロ8年目にして念願の初優勝。「この一勝で終わらずにたくさん優勝したいので、これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました!」と締めくくった。

<ゴルフ情報ALBA.Net>