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全英女子の切符が2枚 畑岡、渋野、古江参戦 国内男子は新規大会【今週の主要大会】

今週は国内男子ツアーの新規大会「ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント」が福岡県で開催される。国内女子は8月の全英をかけた戦い。カナダのナショナルオープンに「全米オープン」出場を決めた小平智が出場する。

■国内男子「ASO飯塚チャレンジドゴルフトーナメント」(6月9〜12日、福岡県・麻生飯塚ゴルフ倶楽部、賞金総額1億円)

前週は国内メジャーが行われ大熱戦となったが比嘉一貴が今季2勝目を飾った。今週は新規大会が開催される。次週の海外メジャー「全米オープン」に出場する星野陸也らは出場しないが、国内トップクラスが熱戦を繰り広げる。

メジャー獲りに成功した比嘉に加え、優勝争いに加わった岩崎亜久竜(あぐり)ら若手とともに、片山晋呉、池田勇太、石川遼ら実力者も参戦。初代チャンピオンを目指す4日間となる。

■国内女子「宮里藍サントリーレディスオープン」(6月9〜12日、兵庫県・六甲国際ゴルフ倶楽部、賞金総額1億5000万円)

先週行われた「全米女子オープン」で日本勢最高位に入った小祝さくらや上田桃子、西村優菜といった選手が帰国後すぐに参戦する。

昨年大会では青木瀬令奈と稲見萌寧が優勝争いを展開し、青木が競り勝ち、上位2位までに与えられる8月の「AIG女子オープン」(全英)の切符を手にした。稲見は先週国内ツアー初勝利。今年はリベンジに燃える。

なお、イ・ボミ(韓国)が4月「ヤマハレディース」以来となる国内戦に出場する。

■米国男子「RBCカナディアン・オープン」(6月9〜12日、カナダ・セントジョージズG&CC、賞金総額870万ドル=約11億3100万円)

次週の海外メジャー「全米オープン」の前哨戦となる本大会。カナダのナショナルオープンとして伝統を誇る大会には、世界ランキング上位者がズラリ。スコッティ・シェフラー、ジャスティン・トーマス(ともに米国)をはじめキャメロン・スミス(オーストラリア)、ローリー・マキロイ(北アイルランド)らの活躍に期待。

日本勢では現地時間6日(月)に行われた全米オープン予選会を突破した小平智がエントリー。シード権を目指す戦いのなか、上位フィニッシュを目指す。

■米国女子「ショップライトLPGAクラシック」(6月10〜12日、米ニュージャージー州・ストックトンシービューH&GC、賞金総額175万ドル=約2億2700万円)

メジャー明けの初戦は米ツアーでは珍しい3日間大会。大西洋が近く海風が選手のプレーに大きな影響を及ぼす大会は、スタートダッシュが肝心となる。

日本勢では畑岡奈紗、渋野日向子、古江彩佳、野村敏京が参戦。2010年には宮里藍が制した大会。総距離も短く、多くの選手にチャンスがあるといえそうだ。

■欧州男子「ボルボ・カー・スカンジナビア ミックス」(6月9〜12日、スウェーデン・ハルムスタードGC、賞金総額200万ドル=約3億6000万円)

スウェーデンが誇る2大スター、アニカ・ソレンスタムとヘンリク・ステンソンが大会ホストを務める大会。

本大会は欧州男子と欧州女子の両ツアーの共催大会でそれぞれ78人が出場。なお、日本人選手はエントリーしていない

<ゴルフ情報ALBA.Net>