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スコアを伸ばせず首位と6打差に後退 渡邉彩香「もう一歩攻める」【2日目コメント集】

<ヤマハレディースオープン葛城 2日目◇1日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6590ヤード・パー72>

最終日最終組でプレーした開幕戦、そして先週の宮崎戦でのリベンジに燃えている渡邉彩香。初日は2アンダー・11位タイでスタートしたが、2日目は「72」のプレーでスコアを伸ばせず、首位との差は6打に広がってしまった。

「全体的には初日よりは良かったんですけど…」と“飛ばし屋”渡邉はショットに好感触を得て、パッティングも修正できた2日目だったが、スコアに結び付けることができなかった。3バーディ・1ボギーで迎えた後半16番、17番で「ミスしたホールが続いて残念だった」と連続ボギー。15位タイまで順位を落とした。

それでも諦めることはない。「幸いあと2日あって、コースも難しいので、これからどんなことがあるか分からない」と上を見据える。「決勝になるといままでの2日間よりはもう一歩攻めていかないといけない部分が出てくる。その辺が噛み合って、パッティングがさらに調子を上げていけるようになれば、まだ頑張れる」。地元・静岡県で開催されている今大会。ギャラリーの声援を後押しに、最終日の優勝争いに向けて“もう一歩”前へ踏み出す。

【そのほかの選手コメント】

■ぺ・ソンウ(トータル8アンダー・首位タイ)

「ボギーなしでバーディを3つ獲れて良かったです。わたしは徐々に自分の成績を上げていくタイプ。今年はキャディさんを代えました。日本で活躍するためには日本語を話せるようになった方がいいと思ったので…。相性が良くてここまでの成績が出ているのかと思います」

■フォン・スーミン(トータル5アンダー・5位タイ)

「前半は天気の影響を受けてリズムが崩れてしまいました。でも後半は天気が良くなって、いいプレーができました。ギャラリーが多くて試合の雰囲気がいいと思うので、日本で挑戦したいと思って参戦し始めました。プロ転向して8年目になりますが、もっとゴルフが大好きになれるように頑張りたいです」

■全美貞(トータル5アンダー・5位タイ)

「結構バーディチャンスがありましたが、パターがうまく当たらず、残念です。でもアンダーパーで回れて良かったです。“最後はパター”だと思うので、自信を持ってしっかり打てれば。そこがポイントですね」

■辻梨恵(トータル4アンダー・7位タイ)

「今シーズン、レギュラーには推薦での出場で、オフの時期から気を引き締めて、初心に戻った気持ちでゴルフに向き合えました。(ルーキーの佐藤心結と一緒に合宿をして)距離がえげつなくて…。わたしもルーキーのときに戻った気持ちで振って、飛距離が去年に比べたら20〜30ヤードくらいアップしました。決勝ラウンドではとにかく集中をして頑張りたいです。順位はもちろん、優勝を目指します」

<ゴルフ情報ALBA.Net>