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好調な黄金世代2人の“勢い”に、地元出身の実力者が真っ向勝負!【きょうの注目組】

<KKT杯バンテリンレディス 2日目◇17日◇熊本空港カントリークラブ(熊本県)◇6501ヤード・パー72>

地元・熊本出身の実力者と、好調な黄金世代の2人が上位でともに回る。初日を4アンダー・2位タイで終えた笠りつ子、小祝さくら、高橋彩華が最終組の1組前からスタートする。

今季3勝、うち2勝が今年の優勝と絶好調の小祝は、熊本でもその実力を発揮。現在の賞金ランク1位の名に恥じない安定感をここでも見せつけている。2日目に関しては天候が気になるが、「風のなかでもしっかりといいショットが打てたらいいと思います」と、確実なプレーで突き進んでいく。

そして今黄金世代10人目の優勝に最も近いといわれているのが高橋だ。今年の5試合ですでに3位が2度、首位発進が2度。特にこのスタートダッシュの要因については「あまりプレッシャーをかけずにできるようになりました」と話しており、精神的な落ち着きも備わりつつあることがうかがえる。悲願成就へ。しっかりと上位をキープしたいところだ。

この2人の勢いに立ち向かう笠は、今季最高順位となる11位タイを先週マークし地元に戻った。初日の最難関ホールとなった2番ではイーグルもマーク。上り調子に拍車をかけるプレーも飛び出し、いい形で2日目を迎えることができた。「このコースに勝ちたい。ここでいい成績がでれば地元に恩返しができる」ともちろんモチベーションはマックス。5年ぶりの優勝を挙げるのに、最高の舞台となる。

この3人と、5アンダーでトップに立った山下美夢有、沖せいら、古江彩佳との差はわずかに1打。2日目はどのような順位変動が起こるか?

<ゴルフ情報ALBA.Net>