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女子ツアー注目は本間ゴルフ? PINGの新パターにシブコも愛も注目【21年女子ツアー丸わかり】

3月4日から行われる「ダイキンオーキッドレディス」で幕を開ける2021年の国内女子ツアー。だが、今年は例年にない特別なことが多い年。ということで「21年の女子ツアーで知っておきたいこと」を予習・復習しておこう。今回は、「注目のギア」について。

20年と21年のシーズンが統合となっている国内女子ツアー。例年と大きく違うのは、3カ月のオフ期間があくまでも中断期間ということ。そのため、クラブ契約に大きな動きはなかった。

そのなかで注目を集めたのが本間ゴルフ。プロデビュー以来契約フリーを貫いてきた成田美寿々をはじめ葭葉ルミ、金澤志奈、吉川桃、林菜乃子、蛭田みな美との契約を1月に発表した。

本間ゴルフは『WOW!な驚き』をテーマとし、新製品の『T//WORLD GS』ドライバーを使う新契約プロの活躍でさらなる驚きをもたらすことができるか。

そのほか注目のギアとして、キャロウェイが『EPIC』シリーズの新作を投入。男子では石川遼がいきなり1月の「ソニー・オープン・イン・ハワイ」でバッグインし、その大きな飛距離が話題を呼んだ。

女子ツアーでも例年キャロウェイのドライバーは人気。契約選手をはじめ、契約のない選手も多く使用するモデルとして高い使用率を誇ってきたが、今作はどんな展開を見せるのか。

テーラーメイドも新作の『SIM2』が海外の男子ツアーですでに勝利を挙げるなど、注目のクラブ。女子ツアーでもこれらの新作がお目見えすることになり、外国ブランド同士の使用率の行方も気になるところだ。

そのほか、松山英樹が使用し絶賛している住友ゴム工業の『ZX』シリーズのドライバーや今月発売されたばかりの2021年SRIXON『Z-STAR』ボールなどが女子ツアーでも投入される。

ボールでいえば、タイガー・ウッズ、ブライソン・デシャンボー(ともに米国)、さらにはジェイソン・デイ(オーストラリア)も使用する『TOUR B』シリーズも注目だ。国内では金谷拓実も使用。女子ツアーでも多くの選手により使用率を上げそうだ。

昨年は会場でメーカーを交えて新作のテストをすることができなかった女子ツアーだが、今年はメーカー担当者が練習場に入ることができるため、初戦の沖縄からニューギアが多数お目見えする可能性が高い。

22日(月)にはPINGが『PING 2021 PUTTER』を発表。渋野日向子や鈴木愛も新しいパターへのスイッチを示唆しており、こちらもダイキンの注目となりそうだ。

<ゴルフ情報ALBA.Net>