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有村智恵、青木瀬令奈が大会関係者の支援基金をPR 選手・キャディがロゴ入りグッズを着用

<NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 事前情報◇13日◇軽井沢72ゴルフ 北コース(長野県)◇6710ヤード・パー72>

有村智恵、青木瀬令奈、石川遼、時松隆光、宮里優作の5人が設立した、トーナメント関係者への支援を目的とした任意団体「トーナメント・プレーヤーズ・ファンデーション」。そのクラウドファンディングでの返礼品が完成。きょう開幕する「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で選手・キャディが着用してPRする。

有村と青木が、新型コロナウイルスの影響で経済的損失を受けたキャディや運営スタッフらに何かできることはないかと考え、さらに男子プロも巻き込んででき上がったのがこの団体。ちなみに団体名は石川がパッと出したものに他の4人が共感してすぐに決まったという。

『支援するためには何をするのがいいのか』から考えたという。そのなかで「お金をもらうだけでなく、返礼品などで共感してくださった方々と1つになれると思いました」(青木)とクラウドファンディングというかたちに決定。支援金の額、手数料などを踏まえて目標を2500万円に設定した。

支援の返礼をしてもらえるのはマスク(3色)、キャップ、Tシャツ(それぞれ2色)、トートバッグ(1色)の4種類。「キャップ、Tシャツは外せない。そして今の生活様式だとマスクも必要かなと。そしてレジ袋が有料になったのでわたし的にエコバッグもほしかった(笑)」(青木)と思いの詰まった品となっている。さらにはオンライントークショー閲覧権もあるなど、金額に応じて様々なかたちで返礼される。

今回の企画に有村は「金額的にこれでよいのかは分かりません。ただ、何かアクションを起こさないといけないと思った。選手が何かやっていると思ってもらえたら」と思いを語る。青木も「困っている大会関係者の方々に何かできないかと思って智恵さんと相談して始めることができました。もちろんこれで終わりじゃなく、プロゴルファーらしくゴルフで魅せて支援したい。必要なときに必要なことができればと思っています」と続けた。

この企画は発起人5人のほか、渋野日向子ら37選手も賛同している。支援募集は8月31日(月)午後11:00までとなっている。

<ゴルフ情報ALBA.Net>